都会の真ん中から石油は出ない

ガソリンスタンドの代わりに原油採掘所がところどころにあります。
ここで給油していきましょうか。
ディーゼル軽油、満タン。
えっだめですか、ではもう一走り。

行け行けドンドン

数百キロにもわたる平原は気が遠くなる広さです。
もちろんガソリンスタンドも数百キロも見受けないので、予備タンクは必需品なり。
水もなし、もちろんホテルもありません。
あるのは雨あられのように降る星空です。
南十字星、マゼラン雲、ケンタウルスα、β、コールサック、どれからでも召し上がれ。

馬が 格好の良い馬だ

アウトバックを走行していると実に多くの野生動物に出くわす。
ワラビー、カンガルーは車に飛び込んでくる、そのためカンガルーバーというガードアングルを車の前部に取り付けて走行しなければ、カンガルーのみならず人間が死ぬことになってしまう。
時にはこのように愛くるしい馬が車にすり寄ってくる、ほっとする瞬間である。
砂漠のオアシスである。

廃家だ 無理も無い2

もともとの入植者の廃屋です。
狩猟と放牧で生計を立っていたんですね。
砂漠化でどんどん海岸沿いに追われています。
緑化政策よりも砂漠化の方がスピードが速い、それと自然発火の火災でも緑が失われていきます。
この国はどうなるんでしょうか？

廃家だ 無理も無い-

一昔はここは水があって牧畜を営んでいたところです。
水がなくなればこの通り。
日本は四方を海に囲まれていますからこんなところはありませんね。
枯れた大地の深刻さがお分かりいただけると思います。