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「ヒヤリ・ハット」を日ごろから減らす

2014-04-11 15:05:14 | 記事

 「リスクをクライシスにしないためには」の考え方の例として、大学での講義では「ハインリッヒの法則」を話します。
 「1つの重大事故(死亡や重症)の背後には29の軽微な事故(軽傷)があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット=傷害には至らなかったもののヒヤリとしたりハッとした事例)が存在する」といった、保険屋さんだったハインリッヒさんが災害事故を分析して「発見した法則」です。
 ここから導かれる教訓は、「重大事故の背後のヒヤリ・ハットを日ごろから減らすこと」といえます。

 その現代的なヒヤリ・ハットと日ごろの対処法には、子どものことではたとえばこのようなことがあります。
・幼児はたったの2cmの水たまりで……保育所の洗面所で事故死があった。
⇒だから、洗面所や洗濯機・お風呂の残り水は溜めない。
・柱の角や固い壁に子どもが……激突事故はひんぱんに起きている。
⇒柱の角や壁をやわらかい布などで保護する。
・屋上の天窓などの劣化で……小中学生が天窓を突き破り転落死が起きている。
⇒屋上やベランダ・遊具や子どもが触れそうなモノなどの劣化を時々点検する。

携帯電話ではこんなデータがあります(文部科学省「子どもの携帯電話等の利用に関する調査結果」2009年5月)。

・チェーンメールを送られた場合に誰に相談しますか。
「誰にも相談しなかった:小6は18.5%・中2は34.4%・高2は43.4%」
学年が上がると誰にも相談しない子どもが多くなるんですね。
⇒だから、日ごろからのコミュニケーションが大切。

⇒加害者が最も悪いのですが、「せめてガードレールが設置されていたらなぁ」と思います。
文部科学省の「学校の安全管理の取組状況に関する調査(2009年3月)」によると、「通学路の安全点検の実施の状況」では「98.4%が実施していた」のに残念でなりません。
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