「きもの」な毎日  北九州八幡・大道呉服店

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映画「カルテット・人生のオペラハウス」

2013-05-08 17:23:16 | 趣味

野見山御園さんお薦めの映画「カルテット・人生のオペラハウス」を観に行って参りました。
音楽家として名を成した方達が入る老人ホーム

。ホームの存続を賭けてのガラコンサートを開くため若い方達の手を借りてそれに向かっていく・・・。
昔の栄光、名誉、男女間の色々な出来事・・・、そして現実、心身の衰え・・・。身につまされました。
自分達も年々年をとって来て、この年になって「年を取るってこんな事なんだ」と思い始めたこの頃、体の衰えに心が付いて行けず、情けない思い・・・。
ダスティ・ホフマンの監督のこの映画、彼もやはり年をとってきたんだなぁ、と感じました。
ええっ!!!!! 今調べてみたら今年75歳でした。 納得・・・・・。
色々感想を書いたら限がありませんが、オペラ好きな人が観たら、知られた曲ばかりで親近感を覚えます。
私がぐっときたのは、主演の女性が(いろいろあって、やっとそのガラコンに出ることになったのですが)、本番の前の楽屋でネックレスを迷うところ。「ねぇ、これ派手よね、彼はこれが好みなんだけど。派手すぎよね。」と言いながら直前まで迷い、結局着けたネックレスはもっと派手な素敵なネックレス。何とも女心が表れてて、出るのをあれだけためらってても、いざ出るとなったら、とっておきのネックレスを付けて出る・・・。共感できます、、彼女の気持ち。かわいいなぁ、と思えました。
そして昔の仲間と舞台に立って歌い始める直前に彼と繋いだ「手」・・・、皺だらけの手と手・・・。
私も年をとっても歌を歌っていきたい・・・、その時の自分に歌える最高の歌を・・・、と思いました。
おまけ・・・映画館の入り口でチケットを「シニア」で買いました。チケットと一緒にリーフレットを渡されたので、映画のPR紙かしら?と思い気にしてませんでした。後で見たら年齢化粧品「ドモホルンリンクル」のリーフレットでした。「シニア」でチケットを買ったおばさんにだけ配ったのでしょうか?
   

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