三角測量一人旅プロジェクト

各地域の最高峰に三角点を設置した前人の偉業に触れながら奥多摩・奥武蔵のエコツーリズム紹介するプロジェクト

引越しました。

2012年01月09日 | 日記
引越しました。
今までの御愛顧ありがとうございました。

引越し先は http://sankaku.namisoku.com/です。

是非お立ち寄りください。

三等三角点 丸山登頂

2011年12月23日 | 日記
12月23日暮れの押し詰まったこの時期に奥武蔵の丸山に出かけました。
まして、ここ一番の冷え込み。冬のこの時期は空気が澄んでいて山頂からの眺望が望めて良いらしいが、山頂は風があって寒いだろうなと思いながらの登頂です。

今回の目的地は奥武蔵で展望ナンバーワンと言われる丸山。
西武線の芦ヶ久保駅前からの登頂ルートを参考に、芦ヶ久保果樹公園村の途中まで車で上がって行きました。
駐車したのは果樹公園村にある「フルーツガーデン」と言う販売所の駐車場。
お店の人に聞いたら無料でした。この時期だから無料なのか、一年中無料なの判りませんが、芦ヶ久保の駅からここまで登って来るとなると結構な急坂で疲れそうです。

車道はまだまだ先まであって、車で登れそうでしたが、予め予定していた登山ルートの情報では、この辺から山道に入る事になっているので、無料の駐車場があって、ラッキーでした。

今回のルートは次のとおり。
赤線は登りルートで、黄緑線は下りです。
地図は西武鉄道様の観光案内にあった地図を借用して示しました。



フルーツガーデンの駐車場を出て、車道を登ります。
芦ヶ久保果樹公園村は斜面に果樹農家が点在して観光農園経営が盛んです。

 

駐車場を出て直後、舗装道から左の山道に入ると横瀬町農村公園が現れます。
 農村公園

農村公園の脇に沢が流れています。 沢に沿ってい山道があり、その山道を登ります。
舗装された車道とは異なり、山に来たという雰囲気があります。

 


登り始めてすぐに、閉鎖されたのか、やっているのか判らない資料館(?)先に出た。その先は舗装された車道。要は、S字に登る車道を直線で登っているだけです。

 

舗装道に出て、数十m進むと右の斜面にある入口(階段状の道)に入ります。
芦ヶ久保果樹公園村を背に山道を登ります。勾配はそれなり、結構あります。

 

また車道に出ました。
その先には大型駐車場があります。山を登りに来たのだから仕方がないのですが、目の前に広い車道と大型駐車場があると、今まで登ってきたのは何だったのかと思います。

 

この辺は車で結構上まで登れるので、別荘が多く点在します。
車道がまだ続きます。この先にある県民の森までどうも車で行けそうです。歩いて登るのが馬鹿らしくなります。

 

車道から右に丸山登山道入口の看板がありました。
登山道は杉、檜の植林地で、鬱蒼としていますが、道は、登山用に切土、整備されているように感じました。

 

しばらくジグザグをきると、広い尾根道に出ます。標高は750m位

 

広い尾根道は勾配が結構あって、霜柱を踏んで登りました。結構上まで来た感じがしましたが、また車道に遭遇します。
S字の車道を直線に縫って登っている訳です。やっぱり山頂近くの県民の森まで車で行けるらしい。
車道を横断して、登山道を直進すると、高篠分岐にたどり着きます。右は丸山山頂、左は県民の森学習館

 

左の県民の森学習館に立ち寄りました。

 

県民の森学習館は冬季閉鎖中です。高篠分岐までまた戻り、丸山山頂を目指します。
山頂までは登った道を下って、又登りました。

丸山山頂 山頂にはコンクリートの展望台がそびえ立ちます。
どうやって材料や、機械を運んだのかと思いますが、すぐ下まで舗装された林道が来ていましたので、納得できます。
山頂に、人知の及ぶコンクリート建造物があるのは興ざめの感がありましたが、登山の目的である三角点探訪は出来ました。
 

 
使用されていないのか国土地理院の標識はありません。

コンクリートの展望台は興ざめだと言いましたが、三角測量においても、高い山頂に三角点を設置してもそれだけでは他の三角点からは見えないため、三角点の上に高い櫓を立てます。この展望台を三角測量の櫓と思えばいい訳で、さっそく登って見ました。

見えました。前回登頂した堂平山の旧天文台が。ここには一等三角点があります。
360度他の山々も良く見えます。 武甲山もまじかに見えます。山が削られているのですぐ解ります。ここには二等三角点があります。一等の堂平山、二等の武甲山、三等の丸山 三角網ではこの三つは繋がっているはずです。そう思いながら眺めていると、このプロジェクト名(三角測量一人旅プロジェクト)もまんざらでないなと感じましたが、この季節、展望台の上は寒い。
山頂は風が冷たく、昼飯休憩もそこそこにして、下山する事にしました。

堂平山 旧天文台                            
  武甲山


寒かったので、帰りのルートは車を止めた駐車場まで最も近いルートで帰りました。
途中まで、登りとほぼ同じルートですが、途中から別ルートで下山。どこ出るのか判らなかったが、下ればどこかに出るだろうと思いましたが、駐車場より下まで下ってしまうと又登るようですが、農村公園の案内があったので、安心、無事駐車場に到着。そのころは体は暖かくなっていました。
  

一等三角点堂平山登頂

2011年11月27日 | 日記
今日のタイトルからすると、三角測量一人旅もいよいよ本格化してきたように思われますが、じつは落(おち)があります。
そのうち解ります。
今日の登頂最高点の標高は876m。コースの最大標高差は530m 前回の高水三山、岩茸石山の標高は793mで前回のコース最大標高差は550mで、前回と同程度の行程です。

当初計画したルートは次の地図の内の一部。
車で麓まで入った関係上、山頂までのピストンを予定しました。
白石車庫バス停近くの白石キャンプ村に駐車して、白石峠を経由して堂平山山頂を目指さし、時間があれば笠山まで足を延ばす。そんな行程でした。

ルートは次の通り「実業之日本社 奥多摩・奥武蔵日帰り山あるき 掲載地図より」



今日は朝のんびりしていたので、目的地(白石車庫バス停)の場所を把握せず、飛び出しました。カーナビで何とかなるだろうと思っていたのですが、検索できません。途中にあった東秩父村の公民館で観光地図を手に入れて、何とか白石車庫バス停までたどり着いたのが午前11時でした。

すぐ近くの白石キャンプ村に駐車(500円。小生1台のみ、周りにいっぱい空き地があって微妙)して舗装された林道を歩き始めました。

白石キャンプ村


歩き始めてすぐに分岐がありました。道標に、堂平山方面とあったので、左に折れました。 結果としては間違っていなかったのですが、当初予定していた白石峠経由、剣ヶ峯から堂平山を目指すルートは右に行かなければなりませんでした。(帰りに道標をよく見たら白石峠経由大霧山と書いてありました。)


結果として、通ったルートは次の地図(昭文社 奥武蔵・秩父 1/50000より)にある、赤線のルートでした。


さて、途中の山中の報告をします。
しばらく舗装された林道を登ります。関係車両以外は通行不可となっているようですが、通れそうです。途中待避場として道が広くなっている所もあり、ここまで車でこれたのではと思いました。


道標に導かれるまま、舗装された林道から右に山中の道に入ります。クマ出没の目撃情報がありました。少し焦りました。


沢を渡り

砂防ダムを右手に見ながら、沢状になった道をジグザグに登ります。
  

舗装された林道を案内標識に従って横断して山中へ。この時まで、今日は一人もであっていません。
クマ注意もあり、舗装された林道に出ると変に安心します。
 

笠山峠(だと思います。)に到着。車が駐車されているのを見ると、余計付かれました。


案内標識を見て、堂平山頂まで、もうひと登りの様な気がしましたがまだありました。
 

最後の登り


山頂にでると、なんとそこは山頂の公園、パラグライダー 旧東京天文台堂平観測所(今はときがわ町星と緑の創造センター)
となっていて、ときがわ町方面から車で登頂できます。事前に判っていた事ですが、大汗かいて登った山頂には普通の恰好をした人たちが沢山いました。
 

しかし、山頂の展望は素晴らしく、360°開けています。今日は南東方面は、曇っていてよく見えなかったのですが、西方面の山々がよく見えました。
 


山頂には一等三角点が設置されていまが、保護石がなく、国土地理院の標識も設置されていません。後で調べますが、今も使われている点なのでしょうか。いま使われているかどうかは別にして、かつての三角測量の基点として使われていた事には違いはありません。これまで、登った一等三角点の物見山、高根には、全く視界が開けてなく、数キロ先を視準する三角測量を実感できませんが、今回は三角測量一人旅プロジェクトの目的が垣間見られた気がします。よくこんな場所を選点したものだと感心します。
大汗をかいても登ってこそ三角測量一人旅の意味があるのです。

高水三山(高水山~岩葺石山(三等三角点)~惣岳山)登頂

2011年11月13日 | 日記
体重のまだまだ重い小生にとって、最後まで持つかどうかの不安を抱えながらも、ファミリー向けハイキングコースを卒業して、初級登山コースにチャレンジしようと、今日の高水三山の登頂です。
コース概要 軍畑駅~高水山(標高759m)~岩葺石山(標高793m)~惣岳山(標高756m)~御岳駅
今回の歩行予定時間4時間、最大標高差は550mで、

前回の奥多摩むかし道(三角測量一人旅番外編)は歩行時間4時間でも最大標高差は70m
前々回の大高取山は歩行時間3時間、最大標高差315m

例えばこれからチャレンジしようと思う奥多摩の鷹巣山は歩行時間6時間30分、最大標高差1120m
秩父の武甲山は歩行時間6時間40分、最大標高差1045mです。

単独行の小生にとって、予定したコースを無事に踏破するには現在の自身の能力を把握する事は重要なことだと思います。
そこで今回のコーは、奥多摩入門コースと言われるコースですが、これをどの程度に感じるかによって自身の現在の能力が測れるような気がしました。

今回のコースは実用之日本社掲載地図より次の通り



JR青梅線の軍畑駅まで、青梅線で行きました。
車中は登山客で混雑、紅葉のシーズンと言う事もありますが、中高年グループ、夫婦組、山ガール、登山ブームなのでしょうか。
おっさんの単独行も少しはいました。

軍畑の駅前は混雑 午前9時30分登山出発


 
駅前の路地を出て、広い道路を通って平溝橋分岐より、平溝川沿いを高水山入口まで行きます。


高水山登山道入口があります。


登山道を入ると右手に高源寺


高源寺左の登山道は車が通れる舗装道路ですが、勾配は結構あります。


舗装された広い登山道から砂防ダムを右手に見ながら階段を上り、いよいよ本格的山道に入ります。


登山道には先客が沢山いましたが、小生、前の(中)高年団体グループに追いついてしまいました。
自分は結構健脚なのかと錯覚してしまいました。
  

途中 高水山への道標(古いもの)が各合目ごとにあります。


急坂を結構、登った感がありましたが、途中の道標は「まだ、七合目」と感じた記憶があります。
1時間20分程で、植林された杉、檜の山でない風情のある手入れされた雑木林が見えてきました。常福院不動堂の境内林です。


常福院不動堂は結構風情があります。
この風情からして、途中の道標からしても、古くから人が往来していた事が感じられます。


常福院不動堂の境内を通過して、高水山山頂は直ぐでした。高水山(標高759m)軍畑駅から徒歩約1時間30分で到着


次は高水三山の最高峰岩葺石山に行きます。高水山から急な下り坂を下りると途中紅葉がきれいな尾根道がありました。


岩葺石山下の巻き道分岐点、山頂までは結構岩肌の露出した急坂です。もちろん巻き道は通らず、山頂をめざします。


岩葺石山登頂、標高793mの山頂は高水山と違って北側の視界が良く開け秩父、奥武蔵の山々が見えました。
混雑していましたが、ここで昼飯、いつもと同じコンビニおにぎりです。
 

三角測量一人旅の報告 この岩葺石山には三等三角点がありました。
良く見ると新しい、明治、大正期のものではありません。
何処を視準しているのか?
点の記を調べれば判る筈。大震災の影響で現在点の記が閲覧できないのは残念です。(今日現在閲覧不可かは不明)


次は惣岳山経由で御岳駅まで。惣岳山はあまり見晴らしが良くないらしいのでので、巻き道で。いや、山頂を目指そう。
山頂へは結構、岩の急峻な上り坂でした。


惣岳山登頂 標高756m
山頂の視界は全く無く残念でしたが、青渭神社の奥の院がありました。


惣岳山を後にあとは基本的に下り道、途中 大きな檜の御神木がありました。


沢井方面と御岳方面の分岐の先、御岳方面に向かう方面は若干の上り坂がありました。
小生、下り坂は苦手で、膝が痛くなる事があり、注意していましたが、上り坂は、あまり息が切れることなく得意と思っていました。今日、これまでの上り坂も、他人を追い越す程のペースでしたが、
過信していました。
実は、この最後の上り坂で、「調子こいて」大股で一気に段差を登ろうとした時、太ももがつってしまいました。
「やばい!」
少し休憩したら治りましたが、先ほど追い越した人に先を越されました。
良い教訓です。
息が切れないからと言って、無理なペースや、歩幅での歩行はだめです。
最後の方はやはり、筋肉が疲労しているのだと感じました。

御岳駅すぐ近くの慈恩寺脇登山道入口(出口)午後1時40分到着


当初思っていたより、楽だったと言う印象
上り坂は、基本的に大丈夫だが疲れると油断は禁物
日頃より、足腰を鍛えておくこと、体重を落とすことが課題です。

次回は奥武蔵三角点一人旅の予定です。


奥多摩むかし道~三角測量一人旅番外編

2011年11月03日 | 日記
毎年そうだが、10月の土日はいろいろ用事があって、なかなかプライベートな時間が持てません。
今年の10月は、結局1日しか空かず、前回の10月10日以来となってしまいました。

そろそろ紅葉が見ごろかと思い、今日は奥多摩むかし道を踏破。
三角測量一人旅の番外編です。

奥多摩町役場まで車でいって、町役場の駐車場に駐車。
祭日で役場は休みなので問題ありません。
町役場とJR青梅線の終点=奥多摩町駅は殆んど同じ場所。
紅葉の季節だけあって、駅前は、ハイキングや登山客でごったがえしていました。

奥多摩町(氷川大橋)


駅前の観光案内所でもらった「奥多摩むかし道」のルートだと
駅前から奥多摩湖までを「奥多摩むかし道」でゆき、帰りはバスと言うコース取り。
小生は実用之日本社に載っていた逆ルートを選択、先ずはバスで奥多摩湖一つ手前の
「水根」まで行きました。
バスは登山客で満杯になってしまい、路線バスにもかかわらず定刻より10分も前に出発してしまいました。

今日のルート(実用之日本社「奥多摩・奥武蔵日帰り山あるき掲載地図より)




水根の「奥多摩むかし道」の入り口


水根入口を入ると舗装された坂道が続きました。
少し登ると奥多摩湖が良く見えます。



舗装された坂道の途中(青目立不動堂辺り)から集落の民家際を通ります。


タキノリ沢を過ぎ、小河内ダムを右手に見ながら過ぎて行きます。
この辺の記憶がはっきりしませんが写真記録からヘアピンに曲がるところ(道票有)がありました。


しばらく行くと吊り橋がありました。
道所吊橋
 
しだくら吊橋


しだくら吊橋から惣岳渓谷の眺めは最高でした。


吊り橋を渡って休憩(吊り橋はルートではありません。)

奥多摩町の境集落 山の南斜面に民家が点在する。


境集落では小河内ダム建設時に使用した引き込み線陸橋が良く見えました。


引き込み線は「奥多摩むかし道」では結構遭遇します。
廃線敷きのトンネルもあります。
(小生怖がりなので、入り口付近で立ち止まり。)


距離約9Km 時間にして3時間半(ルートが観光案内とは逆で、下りルートだったので早かったです。)

次回は奥多摩にあるどこかの三角点を訪ねたい。

三角測量一人旅の原点は小生宅近くの加治丘陵二等三角点。
その点の記には青梅の二俣尾が視準方向として記載されています。
その二等三角点かそれを視準しているであろう三等三角点が設置されている山

まだまだ初心者なので遭難しそうもない低い山をえらんで行きたい。
次回をお楽しみに。







大高取山(越生町)三等三角点登頂

2011年10月10日 | 日記
今回は埼玉県越生町(奥武蔵)にある、大高取山(標高376m 前回の物見山より1m高い)に登頂
山歩きの本によると、登頂難易度は、家族向きで簡単とあったので、まだまだ、体重の重い小生としてはこのあたりが妥当と思って登ったが、結構急坂があったりして登山中は大変に感じたが、下山するとそうでも無い様な気がしました。
小生、上りより、下りの方が膝が痛くなり苦手です。

今回のルートは次の通り(実用之日本社「奥多摩・奥武蔵日帰り山あるき掲載地図より)

法恩寺


最初に越生駅近くにある法恩寺より世界無名戦士の墓(標高177m)に登りました。

そこから西山高取に至る。
途中、木の根が露出した結構な急坂がありました。


西山高取より大高取山に至る。
途中の尾根道は檜林だが、面白いものを発見
小生宅近くの加治丘陵には無い露出した岩の塊。

よく見ると坂道は岩が、結構露出しています。

丘陵は土のかたまりで、山は岩が盛り上がったものを実感できます。

もうひとつ仕事柄目についたものがありました。
越生町の境界標


越生町はこんな山の中まで地籍調査を行っているのか。
現在の測量業者の大変なんだな―と同業ながら感心しました。

大高取山山頂 三等三角点
三等三角点だけあって、物見山の一等三角点より、小さく貧弱でした。
現地はここも、樹木に覆われ、視通が全くききません。
「ここの三等三角はどこから視準しているのだろう。
今度は昔の三角点網図を手に入れたい。地理院にあるだろうか。」


大高取山を後に、桂木観音まで下りました。
桂木観音までは車で来れるようだが、駐車場からの眺めが良かった。


桂木観音から舗装された道を少し下ったが、虚空蔵尊を経由して越生駅まで行くには、途中から舗装道路から山の中に入るようになります。間違えやすいので注意。
虚空蔵尊まで下ったら、あとは里道。今日は少し暑かった。





三角測量一人旅プロジェクト開始

2011年09月25日 | 日記
またまた、勝手なプロジェクト開始
名付けて、三角測量一人旅プロジェクト


実は最近、どうも血圧が高めで、健康のために運動が必要と感じていました。
じゃあスポーツは?
ゴルフは10年前に挫折、球技は見るだけ。
何か体を動かさねばと、家の周りを適当にウォーキングしていたのですがやったり、やらなかったりと長続きしません。

ゴールデンウィークの頃、新緑の季節のハイキングは実に気持ちのいいものでした。
今年の春に行った高尾山(ケーブルカー乗車)は、ここが山の上かと言うほどの混雑でしたがその事を急に思い出し、先週の9月18日近場の天覧山から多峰主山に家族で行きました。
老若男女、実に幅広い年齢層の人たちがいました。
ルートは次の通り(実用之日本社「奥多摩・奥武蔵日帰り山あるき」掲載地図より)


そんな事と、もう一つの勝手に立ち上げたプロジェクト【晴耕雨読ハウス建設プロジェクト】でも紹介したのですが、三角測量の話をある機会にした事を事を思い出して、
折角、山歩きをするのなら各地域の最高峰に三角点を設置した前人の偉業に触れながら奥多摩・奥武蔵のエコツーリズムを紹介するプロジェクトにしよう。
題して【三角測量一人旅プロジェクト】いつまで続くか判りませんが、当初の目的は自分の健康の為、登山と同様、息切れ覚悟で勝手にスタートさせました。

と言う事で今日は次のルートで、日和田山から物見山へ登頂しました。 (実用之日本社「奥多摩・奥武蔵日帰り山あるき」掲載地図より)


物見山には一等三角点があります。

一等三角点と言うからにはさぞ見晴らしが良いのかと思いきや、全く樹木に覆われ全く視界は開けていません。

実は、私の家の近所の加治丘陵にある三角点(上谷ヶ貫)は二等三角点で、その点の記、映画で剣岳(点の記)を見た人も多いと思いますが、それと同じ、明治から大正時代につくられたものの写しを国土地理院で入手しました。
そこには、視準先として、日高市にある物見山と瑞穂町にある高根、他青梅市二俣尾などが書いてあります。そこまで見えている訳です。


実際の測量の際は、周辺の樹木は伐採しますし、高い櫓を立てますが、数十キロ先までみえる事より、数十キロ先まで見えるような場所を選ぶ事(選点作業)、高い山に重い石や道具を運んだこと。まさに前人の偉業です。
そんな事を感じながら、三角点を訪ねて、奥多摩・奥武蔵野山歩きをしたいとおもいます。

実は同日、瑞穂町の高根にある一等三角点も踏査しました。
物見山を下山して、自家用車で東京都瑞穂町まで移動。
(昔は車が無かったので、こうは行きません。)

瑞穂町高根 一等三角点 現地は三角点広場として整備されていますが、ここも樹木に覆われ視通は全くききませんでした。次回をお楽しみに