あかりの昼行灯的つぶやき日記

ぽつり、ぽつりとつぶやいてみる

悲しい夢を見た。

2012-01-24 09:38:17 | きおく


夢の中で、死んだ母が生きてると思い込んでいる私。
生きてて、でも今は入院か旅行かで
家を空けていると思い込んでる。

そして、「帰ってくる前に、部屋を片付けておこう」と
掃除を始める。
モノを捨てられない母の荷物の多さに苦笑しながら、
片づけをしていて……

デジャヴを感じる。

以前もこんな風に母の荷物を片付けたことがある、と。

母が死んで、借家を引き払った時の記憶が、
突然脳裏に甦る。

それと共に火葬場で母の骨を拾った時の様子を生々しく思い出す。

母はもういない。
この世にいない。

「生きてる」という感覚があまりにリアルすぎて、
母の死を思い出した途端、胸が苦しい程の悲しみが襲ってきた。

子どものように声をあげて、ワーワーと泣く。


泣いて泣いて、そして、目が覚めた。

涙で頬が濡れていた。
悲しい夢の余韻が重たく胸を締め付け、目覚めて更に泣いた。


母が亡くなって20年近く経つのに、
今さらなんでこんな夢を見たのだろう。



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