椿山課長の七日間朝日新聞社このアイテムの詳細を見る |
2006年、宮部みゆきさんの「蒲生邸~」から始まって、
浅田次郎氏の「椿山課長~」、そして先日読み終えた重松清氏の「定年ゴジラ」。
今年は、「泣く」一年になりそうだ。
働き盛りのデパートマン、椿山課長。
年間の売上げを左右する大事なキャンペーン中に、突然死。
心残りで、伝えたいこともたくさんあって、
現世に別人としてよみがえるところから話は始まる。
再生するまでのあの世のシステムの面白さや、
ストーリーのテンポの良さ、
そして、名言の数々・・・。
椿山課長のお父さんの言葉に何度泣かされたか・・・。
どの言葉をとっても当たり前で、
当たり前のことなのに現代が失くしてるものだったりして、
電車の中で椿に話す言葉で泣き、
親分の、子分に言い聞かせた教えに泣き、
そして、最後の一言で泣いた。
"あなたがどこの誰かは知らないけど、
人間は「ありがとう」を忘れたら生きる資格がないんだよ"
私も20才でサービス業につき、お客様に「ありがとうございます」という
心構えと姿勢を学び、いつしかその快感に酔い、大好きな言葉であるとともに
日常一番多くつかうであろうその言葉に、なんていうか救われたことは多い。
人と新しい関係を作るのに・・っと、
新しい環境に入っていくときに、
不安まじりでおどおどしながらも、
一歩ずつその輪の中に入っていこうとしているそのときに、
力を貸してくれる気がする。
なんていうか、いつも素直に「ありがとう」を言える人間でいたいな。
椿山課長の七日間 |
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映像制作・・・結婚式や発表会などの撮影、編集をしています。
残念ながら映画はまだ創ったことがないんです。
徐々に・・・(笑)