あぁ~つかれる!!

寡黙な酒飲みオヤジのご意見無用の独り言

長崎の絵踏み

2024-08-09 11:02:00 | Weblog
 79年前の記憶を持つ人達にとっては、今も悲惨な現状を作り出している国の代表が出席したら、決して「平穏かつ厳粛な雰囲気」とはならないだろう。
 これまでの、長崎市民の悲しみと苦しみを理解できず、イスラエル不招待に異を唱えて欠席した国々も、この式典の意義を再考し、恥ずべきだろう。

<2024/08/19 読了後の追記>
 「民なき土地に、土地なき民を」というというのが、イスラエル建国時の謳い文句だった。しかし「民なき土地」は眉唾で先住者が居た。
 ユダヤ人達は建国のため、約80年の歳月をかけて、先住者の彼らから居住地を奪い続け、「天井のない監獄」と呼ばれるガザ(Gaza)に追い詰めて、そこに閉じ込めた。
 そして、今や、ユダヤ人達はガザ(Gaza)を「砲弾の雨が降るホロコースト(The Holocaust raining bullets)」に変えてしまった。
 イスラエルは「自衛」を理由にパレスチナの自治地域を不当に占領し、年々、その占領地を拡張し、パレスチナ人の殺戮を続けている。
 あたかも、「パレスチナ」と言う名称や民族を地球の歴史から消し去ろうとするのが、目的のようにも見える。
 この国、イスラエルには正義はあるのか? そして、この民族浄化を続ける国を盲目的に支援したり、養護し続ける国々には「平和」を語れるのか?
 世界の声なき多くの人々は誰が間接的にパレスチナ人を死に追いやっているのを知っている。武器を持たない弱者をどうするのか、奇しくも長崎が各国に仕掛けた踏み絵になった。
 報道によれば、駐日大使のエマニュエル氏は「ロシアやベラルーシとイスラエルを同列に置くことになる」と述べたそうだが、合意を破り、占領地を不当に拡張し続けるイスラエルとウクライナ侵攻を続けるロシアとの違いを明確に説明すべきだろう。もはや、そんなまやかしに納得する自国民では無いと思えるが、・・・。
 蛇足だが、日本はこのロシアに領土を不法に占拠されている。「武力での現状変更をも可」とするのがロシアの正義ならば、日本は武力で北方領土を奪還できることになる。しかし、私達はそれをしない。パレスチナ人との違いは私達にはまだ住める土地があるからだ。
 最後に、私達は今日も北海道に住み続けているが、この地にもパレスチナと同様に先住者が居たことを決して忘れてはならない。

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