もともと三重に来たいと思ったきっかけが、ここ、【鳥羽水族館】
数年前から思っていて、やっと念願かなっての来館です
3階建ての館内は、生きものの種類や生きものたちが棲息する環境に合わせ、12のゾーンに分けられていて、基本的に観覧順序がなく自由通路になっていて、横に伸びている感じ。
ぐるぐるしていないし、移動用通路と観覧用通路が別になっているので、ショーがあったりして経路(ないけど)を無視しなければならない時などは、すごく便利。
そういった点でも他の水族館よりも利用しやすいと思いました。
好きなように観られる気がする。
そんな中、まず私を魅き付けたのが海草の展示か何かの水槽の中にいたものすんごい小さい海老。
「見て見て見て
」と1人興奮している私に、トモダッチは「ミクロすぎて分からない・・・
」と引き気味。
そして次に、がっちり私の心を掴んだのが、〔コブシメ〕←写真左のコウイカの一種。
寝ていたみたいなんだけど、体表面(上も下も)の柄が、液晶(?)みたいに濃くなったり薄くなったりするのよ
ずーーーっと見てても飽きないくらい、すごい不思議。
〔アシカショー〕を観て、次に〔ペリカン・ペンギンのお散歩タイム〕
このゾーンにはコツメカワウソやアメリカビーバーなどもいて、その見せ方にも工夫がされています。
そのおかげで、かわいいコツメカワウソの寝姿が撮れました
お散歩タイムが終わってしばらくした時、赤ちゃんペンギンが出て来ているのに気付き、なななんと
触らせて頂けました
(※必ず触れるものではないし、勝手に触って良いものでもありません。)
感動
そして赤ちゃんペンギンに癒されていたら、同じフロアの一角で、まだ見習い中のオットセイのショー訓練が始まり、そこでもオットセイを触らせて頂けることに
(※)
感動
そうこうしているうちに、〔セイウチパフォーマンス笑(ショー)〕の時間になり、セイウチのポウくん♂と、クウちゃん♀が登場
このショー、いわゆるステージでやるのではなく、フロアにビニールシートを敷いて、水を撒いて行われるので、ものすごく至近距離
すごい迫力で、ポウくんとクウちゃんの大爆笑のショーが始まり、なんと輪っか投げに参加できるチャンスということで、はりきって挙手
「参加してくれた人にはポウくんからのご褒美のチュゥがありまーす。」
というお兄さんの発言で、みなさん手を下ろしてしまったけど、ここは行くべきでしょう
とさらにはりきって挙手
「おっ、そこのお姉さん
」
てことで嬉しいことに参加させて頂けることに
ちなみに・・・、前に静岡の某水族館でもアシカの輪っか投げに挑戦させてもらったことがあるのだが、その時はアシカくんがすごい頑張って首を伸ばしてくれたおかげで、なんとか成功できたというくらいの腕前なので、不安がよぎる私・・・
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さぁ、いよいよ投げる時。 |
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近付きすぎ!と注意されて、届くか心配ながらも、しぶしぶ後ろへ下がる |
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やっぱり届かなくてポウくんの目の前に・・・。
がっかりしている私 |
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気を取り直して、再度挑戦したら、何とか成功
自ら嬉しくて拍手 |
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ご褒美のチュゥ(を受ける)の準備中。
美容院みたい。 |
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ポウくんからのチュゥ
実はこの後、右からポウくん、左からクウちゃん、Wチュゥをされました
感触は、毛の荒いブラシでコシコシされた感じ |
ポストカードも頂いて、至れり尽くせりな私。
感動
この後、客席にポウくん、クウちゃんが近付いて、お触りOKということで、背中を触らせて頂きました。
すごいよね
彼らに触れるなんて
ものすごく努力しているよね
頑張っているよね
今まで20近い水族館に行ったことがあるけど、NO.1です
(美ら海水族館は除く。時間がなくてちゃんと観られてないから。)
とにかく触れられることが嬉しいし、ショーもすごく楽しい
みなさん、一生に1度は行くべき
それくらい
この日は11時くらいに着いて、16時半閉館だったんだけど、時間が足りない
閉館のアナウンスが流れた時にまだ観ていないところもあって、急いで観なければならない
くらい(ちゃんと観られていないところもいくつか)でした。
平気で1日いられる。
写真は海を臨みながらの昼食。
カレーライス、620円。
そして、【猿田彦神社】【佐瑠女神社】の近くにある【月讀宮】は、月讀尊(つきよみのみこと)が御祭神で、江原さんの本に確か女性の美に関することが書かれていたような・・・。
【月讀宮】へは徒歩で行ったのだが、もう暴風雨で大変でした
「美への道は険しいね」と話しながら、びしょ濡れになりながら、辿り着いたよ
なので、良くないことだとは思うのだが、来たこと自体に満足している部分があったかなぁ。
反省・・・。
晴れていれば、とても気持ちの良いところだと思う。
というか、暴風雨にさらされていなければ、もっと違った気持ちで参拝できただろうなぁ。
今振り返ると少し残念な(失礼な)ご参拝になってしまいました。
今回の旅は、どこもかしこも行きたかったところなんだけど、その中でも私的にはずせなかったのが、ここ、【猿田彦神社】【佐瑠女神社】
【猿田彦神社】の主神である猿田彦大神(さるたひこおおみかみ)は、道開きの神様として有名。
そして、その境内の中の一角にある【佐瑠女神社】に祀られている天宇受売命(あめのうずめのみこと)は、芸能の神様として有名で、この2つの神社を知った時に、ぜひとも参拝したいと思ったのよ~~~
神頼みだけするつもりはないので、しっかり自分でも頑張るぞ~~~
内宮から戻ってきたら、おはらい町のお店もすっかり開店されていたので、食べ歩きしながら昼食を取ろうということに。
チェックしていた〔松阪牛まん〕〔松阪牛コロッケ〕〔松阪牛串〕を食べてご満悦
るるぶに載っていて気になっていた〔豆腐ソフト〕も、寒かったけど食べておいしかったよ
お腹も満たされたところで、あのお世話になった【岩戸屋】さんでお土産を買って、気になるお店に入りつつ、写真展がやっていたのでそこにも入ってみたり、おはらい町を存分に満喫できました~
身も心もほくほくしながら、心機一転、いざ内宮へ
まずは第一鳥居をくぐるとすぐ、五十鈴川をまたぐ橋を通ります。
立派な、きれいな川ですな。
外宮とは違って、すごく優しい雰囲気というか、受け入れてもらっている印象を受けました。
広い敷地の中、休憩所みたいなところがあって、暖も取れるし、無料のお茶も完備されていて、なんだか至れり尽くせり
全て回ってから(ご挨拶してから)、ご祈祷をしてもらい、しっかり内宮を満喫しました。
外宮に行って、さぁ次は内宮だ
ってことで内宮に向かったのだが、その前に冷えた体を暖める為にも朝ごはんを食べよう
ということで、おかげ横丁に行ったのだが、心配したとおり朝が早すぎてどこも開いていない・・・
じゃぁ、おはらい町に行ってみよう
・・・やはり開いていない
寒いのが大の苦手な私は、瀕死の状態
コンビニも無いし、とりあえず自販機であったか~いお茶を2つ買って、ほっかいろ代わりにそれを抱き締めていたら、トモダッチがお店の方に交渉してくれたらしく、1つのお店に入らせてもらうことに
それが【岩戸屋】さん。
ありがたや~ありがたや~
おそらく開店よりも1時間くらい早かったんじゃないかな?
私にしてみれば、雪山で遭難したところを助けてもらったくらいの感謝だったよ。
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そこで食べたのが、伊勢うどん、450円。 |
伊勢うどんてコシがないのが特徴なんだって。
太麺で、その太さにばらつきがあるので、手作りな感じがする。
基本スタイルは、かまぼこと、きざみネギ、それとおかかがあったりなかったり。
たまり醤油をかけて食べるんだけど、器の底に醤油が溜まっていても、不思議としょっぱくないんだよね。
んまい
そういえば、【若草堂】の店主から聞いた話では、地元の子は、伊勢うどんを食べたくなると、「風邪ひいたかも~
」と言って、「じゃぁ(風邪に効くネギが入っているから)伊勢うどんにしようか
」という流れに持っていくらしい。
で、食べ終わった後に、底に溜まった醤油にちょびっとお湯を入れて飲むらしい。
さてさて。
食べながら、暖を取りながら、絶対ここでお土産を買おう
と心に決めて、ほっかいろを3つ買い、両腕とお腹に貼って、完全防寒
いざ、内宮へ。
9日AM5時。
まだ暗い参道。
人ごみの中で参拝したくないということで、早起きして外宮へ。
この日は完全に雨の予報だったけど、ホテルを出た時点ではまだ降っていなかった。
が、外宮に着いてしばらくしたら案の定降ってきた
この日は雨に濡れて凍えながらの参拝で、うっそうと茂る木々の中、厳しい印象を受けたけど、次の日も伊勢を立つ前にご挨拶ということで行ってみたら、また違う印象を受けました。
まぁ、内宮と比較したらやっぱり厳しい印象なんだけどね。
【若草堂】の店主から伊勢湾台風の話を聞いたけど、うっそうと茂る伊勢神宮外宮の木々達が風で薙ぎ倒されて、普段は光が刺すことはないのだけど、その時だけは、まるで舞台のスポットライトのように光が差していたのを未だに覚えているそう。
もんのすごく太くて背の高い、あの木々達が倒れるくらいの風って・・・
すごかったんだねぇ・・・
この日はいくつか神社を巡り、雨に濡れてビッチョビチョになりながら、最後にまた外宮に戻って来て、一目惚れした勾玉の形をしたかわいいお守りを買いました
鸚鵡岩のある〔恵利原〕のバス停からバス
と電車
を乗り継いで、辿り着いたのが【志摩スペイン村】の中にある、というか併設されている【ひまわりの湯】
今回はゆっくりのんびりがテーマだったので、鸚鵡岩からも近めで、温泉に入れるここを選択。
立ち寄り湯は1000円
いや~良かった
1度入ってみたかった、露天風呂の湯船の向こう側が滝のようになっていて風景との境目がない感じのお風呂。
(この文章で分かるかなぁ・・・
)
とろとろな泉質で、しっかり癒されました
夕方くらいに来たので帰りのバスはなくなってしまい、とりあえず気分も良いし、歩いて最寄り駅まで行ってみることに
が、途中までは順調に来ていたのだが、辺りがすっかり暗くなり、もともと方向音痴なもんだから、地図を見て当たっていると思いながらも自信が持てず、住所も分からず、不安になったトモダッチが携帯のGPSで自分たちの居場所を検索してみたらとんでもないところを表示
タクるしかない
という結論に至り、電話して、ちょうど小さな橋があったのでそこの名称を伝え、待つこと数分。
救助のタクシー登場
とにかく今、自分達がどこにいるのかを運転手さんに確認してみたら、道は当たっていたらしく、私が地図を読めていたことに感動
(もぅ、いい加減なGPSね
)
そんな中運転手さんが
「そういえば見かけたよ~、うろちょろしてるとこ~。」
と話し出した。
何のことやら分からずにいると
「浦田町辺りにいたろ~、あと恵利原にもいたな~。」
とのこと。
ん?
「バスセンターにもいたでしょ~。」
えぇ
どこも今日立ち寄ったところだ・・・。
「え、私達を見たんですか?」
「そうだよ~。」
「えぇ~~~」
なんという奇跡
1日に何度も私達を見かけて、それが記憶に残っていて、挙句の果てにこんな形で私達を救助することになろうとは・・・。
「よくうろちょろしてるな~って思ってたんだよ~。」
・・・
まぁ確かによく歩いて細かいところをうろちょろしてましたわ。
そんな奇跡的な出逢いを果たし、最寄り駅に無事到着。
「こっちのホームだからね。反対側行っちゃうと元も子もないからね。」
方向音痴な私達を心配して、こんなアドバイスまでもらっちゃいました