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<ヒブワクチン>「全員に」未接種で子亡くした両親訴え(毎日新聞)

2010-02-25 18:56:52 | 日記
 「『任意』のワクチンなので、まさか死ぬような病気になるとは思っていなかった」。「インフルエンザ菌b型」(ヒブ)による細菌性髄膜炎で昨年12月に亡くなった山口県周南市の齋藤伊吹(いぶき)ちゃん(1歳9カ月)の両親が心情を語った。ヒブワクチンは08年12月に任意接種が始まったが、伊吹ちゃんは未接種。国は公費で全員に接種する定期接種化の検討を始めたばかりで、家族らは「一刻も早い定期接種化を」と訴える。【田村彰子】

 伊吹ちゃんは昨年11月23日夜に発熱。当初は新型インフルエンザが疑われたが、24日に容体が悪化して脳死状態になり、26日にヒブへの感染が判明。12月1日に母親(36)の腕の中で亡くなった。

 外で遊ぶのが大好きな男の子。童謡「汽車ぽっぽ」が好きで、メロディーに合わせて片言で歌った。父親の齋藤学さん(36)は「今もその歌を聞くことができない」と語り、母親は「暖かくなったら外にいっぱい連れていこうと思っていたのに」と声を詰まらせた。

 ヒブへの感染が分かった時、母親は「かかりつけ医のところに、そんなことが書かれた紙が張ってあったかもしれない」とぼんやりと思い出した。だが、「『任意』ということで、危険度も『定期』よりワンランク落としているのかと思っていた」と振り返る。

 伊吹ちゃんを診察した周南市の「たにむら小児科」の谷村聡院長も「任意接種である限り、病気の怖さとワクチンの必要性を説明するには限界がある」と悔しさをにじませる。齋藤さんは「周囲には『インフルエンザで亡くなった』と誤解している方もいる。伊吹はヒブの怖さを知らせ、『ワクチンを定期接種にしてほしい』とのメッセージを残してくれたと思う。一人でも多くの子どもの命を助けてほしい」と訴えた。

 厚生労働省は厚生科学審議会の部会で、予防接種法改正も視野に定期接種化を含め議論する。だが、新型インフルエンザへの対応が先行し、ヒブの具体的な議論は来年度以降にずれ込む見通しだ。

 ヒブに詳しい国立病院機構三重病院の神谷斉名誉院長は「国が効果や安全性を考慮し、ワクチンを認可しているのに、任意で勝手に接種しなさいという方針は理論的に矛盾している」と指摘している。

 ◇ことば ヒブワクチン

 生後2カ月以上の乳幼児に接種し、菌への抵抗力が生じる5歳以上は必要ないとされる。インフルエンザ菌b型(ヒブ)はインフルエンザ患者から見つかったため、その名が付いたが、インフルエンザとは無関係。日本では年間約600人の乳幼児が発症し、死亡率約5%。約20%に重い後遺症が残るとされる。世界保健機関(WHO)が98年、乳児への定期接種を勧告し、08年末時点で133カ国が実施。日本は任意接種のため、多くの自治体では全額自己負担で1回7000~8000円かかる。通常、4回接種する。

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哲学 理論 (Fifty-fifty)
2010-02-25 22:09:17
【時間平面】

『1=1'』

左側の『1』と, 右側の『1'』が同等であるならば, 必ず同じ時間平面上に両者は存在しなければならない。但し質的に連続する時間平面上にあればよいので, 一方が視界(平面上)より質的に消え, また一方が視界(平面上)に質的に現れる場合は極端な例として含まれる。最も安定した例は紙の上に書かれた記号である。例えば紙の上に『A』と書いたとすると, この『A』は絶対変化系『±A=0』となり, 厳密にその形を保つことは出来ない。つまり『A=A'』(同等)として扱う場合は, 必ず質的に変化する前の『A』とは質的に変化する平面ごと重なり合わなければならなくなる。よって次の様に表される。

『A→A'=A←A'』

【解説】
時間平面AはA'方向へ変化すると言う【過程】『A→A'』と, 時間平面A'はA方向より変化して来たと言う【過程】『A←A'』は同じ時間平面上に一致する。(『→《右向きベクトル》』は, その方向への経過。『←《左向きベクトル》』は経過してきた方向を表す無方向ベクトル。)

±A=0《絶対変化系》

±(A→A')=0

(A→A')=(A←A')《一致》


念のために確認しておくが, 『±A=0』(絶対変化系)は如何なる観察場に於いても成り立つ。『0』は特別な記号で, 絶対性・不可分性・識物性・変化性の森羅万象の真理を表すと考えられている。尤も, これを記号として繋いだなら他の記号と変わりないのだが, 便宜上こうなっていると考えて構わないだろう。『A』と【0】(真性)はぴったり重なる。と言うより真理なる性質を与えられていると考える方が正確かも知れない。『A』は時間平面に嵌まらないこの裏側(の絶対無)と不可分であり, 拡がりがなく, 絶対的で, つねに質的に変化する。識物性とあった通り, この裏側(の絶対無)に支えられている時間平面上のすべて, 即ち時間平面を構成する絶対的要素のすべてが『A→A'』を成しており, 分けてゆけば無限大である。(ノートブックの紙, 黒鉛など‥)


問題は, 質的に連続する観察場時間平面上から切り離された【記憶】の2つ以上の時間平面の関係, 特に心象的時間平面的複雑系は, 如何にして心象的時間平面的単純系(記号)と関係を持っているか, である。

複雑系P=P'

記号系A=A'


{P→P'=P←P'}≠{A→A'=A←A'}

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