山口県内、初の上映!!
特別料金!
公開日
2013年3月10日(日)
上映・13:30~/16:00~/19:15~
福島菊次郎 特別ト-ク・18:00~19:00
料金・映画:999円
トーク:無料
報道写真家・福島菊次郎は、戦後のヒロシマの実態を撮り続け、並行して“昭和の最前線”の記録を発表しながら反国家、反ニッポンを叫び続けた人物だ。本作は2009年から2011年にかけて福島に密着、福島の真実を伝え続ける事への揺るぎない意思をすくい取る。国家の嘘を見抜いてきた彼が語る言葉と、なにより雄弁な時代を切り取る壮絶な写真の数々が観る者の心に鋭く迫ってくるとともに、大杉漣の抑制の効いた朗読が絶妙なコントラストを醸しだす。「ガイアの夜明け」など良質なテレビドキュメンタリーを発表し続けている長谷川三郎が本作で監督デビュー。撮影にドキュメンタリー撮影の第一人者で、是枝裕和監督作品でも知られる山崎裕が参加しているのも大きなアクセントだ。
上映会場
シンフォニア岩国
〒740-0016 山口県岩国市三笠町1丁目1−1
0827-29-1600
問い合わせ・090-3590-8113(あいら)
ニッポンの嘘公式サイト
1921年山口県に生まれた福島菊次郎。
そのキャリアは敗戦後、ヒロシマでの撮影に始まり66年になる。
ピカドン、三里塚闘争、安保、東大安田講堂、水俣、ウーマンリブ、祝島―。
レンズを向けてきたのは激動の戦後・日本。真実を伝えるためには手段を選ばず、防衛庁を欺き、自衛隊と軍需産業内部に潜入取材して隠し撮り。
その写真を発表後、暴漢に襲われ家を放火された。
それでもシャッターを切り続けた指はカメラの形に沿うように湾曲している。
だが1982年、現場の最前線でシャッターを切り続けてきた菊次郎は保守化する日本に絶望し、瀬戸内海の無人島に渡る。胃がんを患いその生活を諦めるまで自給自足で生活した。
「この国を攻撃しながら、この国から保護を受けることは出来ない」と年金は拒否。
子からの援助も断り、自らの原稿料だけで生計を立てている。現在は相棒犬ロクとの気ままな二人暮らし。
散歩がてらスーパーに買い物に行き、手際よく夕飯をこしらえ、エンジンふかしたバイクを転がし、補聴器の注文へ。
飄々と、穏やかに日々の生活を送る。
一見すると、そこに居るのは一人の老人。しかしいざカメラを構えた瞬間、鋭く獲物を狙う“報道写真家・福島菊次郎”が姿を見せる。
冷静に時代を見つめ、この国に投げかけ続けた「疑問」を、今を生きる我々日本人に「遺言」として伝えはじめた時、東日本大震災が発生。
福島県第一原発事故を受け、菊次郎は真実を求め最後の現場に向かう。満身創痍、37キロの痩せた体で地面に這いつくばり、強風に煽られながら、それでも被写体を捉えようとするその姿は、一切の妥協を許さず、貫き通された福島菊次郎の信念の姿そのものである。
予告編
特別料金!
公開日
2013年3月10日(日)
上映・13:30~/16:00~/19:15~
福島菊次郎 特別ト-ク・18:00~19:00
料金・映画:999円
トーク:無料
報道写真家・福島菊次郎は、戦後のヒロシマの実態を撮り続け、並行して“昭和の最前線”の記録を発表しながら反国家、反ニッポンを叫び続けた人物だ。本作は2009年から2011年にかけて福島に密着、福島の真実を伝え続ける事への揺るぎない意思をすくい取る。国家の嘘を見抜いてきた彼が語る言葉と、なにより雄弁な時代を切り取る壮絶な写真の数々が観る者の心に鋭く迫ってくるとともに、大杉漣の抑制の効いた朗読が絶妙なコントラストを醸しだす。「ガイアの夜明け」など良質なテレビドキュメンタリーを発表し続けている長谷川三郎が本作で監督デビュー。撮影にドキュメンタリー撮影の第一人者で、是枝裕和監督作品でも知られる山崎裕が参加しているのも大きなアクセントだ。
上映会場
シンフォニア岩国
〒740-0016 山口県岩国市三笠町1丁目1−1
0827-29-1600
問い合わせ・090-3590-8113(あいら)
ニッポンの嘘公式サイト
1921年山口県に生まれた福島菊次郎。
そのキャリアは敗戦後、ヒロシマでの撮影に始まり66年になる。
ピカドン、三里塚闘争、安保、東大安田講堂、水俣、ウーマンリブ、祝島―。
レンズを向けてきたのは激動の戦後・日本。真実を伝えるためには手段を選ばず、防衛庁を欺き、自衛隊と軍需産業内部に潜入取材して隠し撮り。
その写真を発表後、暴漢に襲われ家を放火された。
それでもシャッターを切り続けた指はカメラの形に沿うように湾曲している。
だが1982年、現場の最前線でシャッターを切り続けてきた菊次郎は保守化する日本に絶望し、瀬戸内海の無人島に渡る。胃がんを患いその生活を諦めるまで自給自足で生活した。
「この国を攻撃しながら、この国から保護を受けることは出来ない」と年金は拒否。
子からの援助も断り、自らの原稿料だけで生計を立てている。現在は相棒犬ロクとの気ままな二人暮らし。
散歩がてらスーパーに買い物に行き、手際よく夕飯をこしらえ、エンジンふかしたバイクを転がし、補聴器の注文へ。
飄々と、穏やかに日々の生活を送る。
一見すると、そこに居るのは一人の老人。しかしいざカメラを構えた瞬間、鋭く獲物を狙う“報道写真家・福島菊次郎”が姿を見せる。
冷静に時代を見つめ、この国に投げかけ続けた「疑問」を、今を生きる我々日本人に「遺言」として伝えはじめた時、東日本大震災が発生。
福島県第一原発事故を受け、菊次郎は真実を求め最後の現場に向かう。満身創痍、37キロの痩せた体で地面に這いつくばり、強風に煽られながら、それでも被写体を捉えようとするその姿は、一切の妥協を許さず、貫き通された福島菊次郎の信念の姿そのものである。
予告編