老健で働きたい!

介護士の活躍の場のひとつ、老健について延べてみました。

介護老人保健施設での介護士の仕事

2023-03-31 06:14:27 | 介護士

介護老人保健施設とは、在宅へ戻ることを目標とした高齢者が入居する施設です。介護士の仕事内容では、他の介護施設と同じような身体介助にプラスして、在宅復帰を意識した業務が求められます。そのため、老健の場合はリハビリを行う職員との連携が必要になってきます。また、利用者ができるだけ良いコンディションでリハビリを受けられるようなサポートも求められます。老健では医療的ケアが必要な高齢者も生活しているため、医師や看護師が配置されています。医師や看護師との連携や、医療ケアをスムーズに行えるようなサポートが必要となります。

老健で働くメリットは、幅広い専門職スタッフが働いていることと、リハビリや医療的介入を間近で見ることができるのでさまざまな知識やスキルを得られることです。これから資格をとってキャリアアップを考えている人には、最適な職場といえるのではないでしょうか。

老健は、在宅復帰を目指している利用者が入居対象となるので、特養の利用者より介護度が低いです。そのため、介護ケアを行う際の身体的負担は他の施設より少ない傾向にあります。ただ、デメリットもあります。イベントやレクリエーションが他の介護施設より少なめのため、にぎやかな環境が好きな介護士にはちょっと物足りないかもしれません。老健の場合は入居期間が決まっているため、入居時から長い時間をかけて信頼関係を築いていき、ひとりひとりに合った介護ケアをプランを立てて行いたい、長期的な目標を立てて研究したい、というような介護士にとっても少し不向きといえます。老健でのお仕事を検討している介護士は、こちらの記載情報も読んでみると判断しやすいかもしれません。