余命2週間って言われたら。
なんて、言われた人にならないとわからないと思うけど。
壮年期の男性患者さんはダメもとで移植したんです。
でも再発して、もう治療の余地がなく余命2週間。4月まで生きられるかどうか。
輸血と外泊を繰り返して最期の時間をすごしています。
しばらく骨髄移植センターの患者さんを受け持たなかったので、最近はその患者さんにあまり会えなかったんです。
でもこないだセンターに入ったらその患者さんに会って。
普通に普通に接しようと話しかけたんです。
そしたらなにげなくその人が、「久しぶりにあなたの顔が見れてよかったよー」
前と変わらない口調で言ってくれました。
10代の女の子の患者さんは白血病で2回骨髄移植をしたけどすぐに再発してしまい、たぶんもう先は長くないだろうと。
とってもおとなしい子で、あまり笑わないけど、笑うとすごく可愛いんです
本人にははっきりとした告知はしていないし、とくに何も言わないけど。
たぶんうっすら分かってるのかな。
そんな患者さんたちばかりで、近い将来も分からない人たち。
とってもおおきな病気という課題を背負って、でも自分からは諦めることができない人たち。
そんな患者さんたちは、人としてすごいと思います。
なのに自分はそんなおっきな人たちに何ができるのか。
どう接すればいいのか。何か役に立てているのか。
患者さんが亡くなるたびに虚無感と至らなさに情けなくなるけど。
まだまだできない自分だけど。
自分の一生懸命の限界をせめて高めていけるようにしなきゃなって。
反省や情けなさや後悔ばかりの中で思うのです。
久しぶりに仕事の話。
なんて、言われた人にならないとわからないと思うけど。
壮年期の男性患者さんはダメもとで移植したんです。
でも再発して、もう治療の余地がなく余命2週間。4月まで生きられるかどうか。
輸血と外泊を繰り返して最期の時間をすごしています。
しばらく骨髄移植センターの患者さんを受け持たなかったので、最近はその患者さんにあまり会えなかったんです。
でもこないだセンターに入ったらその患者さんに会って。
普通に普通に接しようと話しかけたんです。
そしたらなにげなくその人が、「久しぶりにあなたの顔が見れてよかったよー」
前と変わらない口調で言ってくれました。
10代の女の子の患者さんは白血病で2回骨髄移植をしたけどすぐに再発してしまい、たぶんもう先は長くないだろうと。
とってもおとなしい子で、あまり笑わないけど、笑うとすごく可愛いんです
本人にははっきりとした告知はしていないし、とくに何も言わないけど。
たぶんうっすら分かってるのかな。
そんな患者さんたちばかりで、近い将来も分からない人たち。
とってもおおきな病気という課題を背負って、でも自分からは諦めることができない人たち。
そんな患者さんたちは、人としてすごいと思います。
なのに自分はそんなおっきな人たちに何ができるのか。
どう接すればいいのか。何か役に立てているのか。
患者さんが亡くなるたびに虚無感と至らなさに情けなくなるけど。
まだまだできない自分だけど。
自分の一生懸命の限界をせめて高めていけるようにしなきゃなって。
反省や情けなさや後悔ばかりの中で思うのです。
久しぶりに仕事の話。