要するに、現在銀座ミキモト本店でエドワード4世の髪入り指輪が展示されてるから見てきたよ!という話です。 . . . 本文を読む
第1部19章――1470年12月 Amboise, France
「お父様はフランスの援助を得なければいけない。……そしてこの結婚は、その援助のためにお父様が支払わなくてはならない対価なのよ。あなたもわかっているでしょう、アン」
「『お父様が』支払わなくてはいけない対価?」
アンは不信をあらわに言った。
「私に言わせれば、対価を支払わなくてはいけないのはこの私一人よ! ランカスターと、大嫌いな男と結婚しなくてはならないのは私だわ」 . . . 本文を読む
『ラビリンス』(上・下)
ケイト・モス著 森嶋マリ訳
ソフトバンククリエイティブ(2006/9)
ハードカバー:上巻423ページ・下巻453ページ
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『ヒストリアン』(I・II)
エリザベス・コウトヴァ著 高瀬素子訳
NHK出版(2006/2)
ハードカバー:I巻493ページ・II巻497ページ
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『This Time』
by Joan Szechtman
Collected Stories Basset (2009/12/22)
ペーパーバック:343ページ
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第1部18章――1470年11月 Westminster
ベスは弟をじっと見つめると、幼い子供に特有の率直さで尋ねた。
「男の子が生まれても、お父様はまだ私のことを愛してくれる?」
「もちろんですよ、ベス。あなたは彼の最初の子で、それはそれだけで特別なのですから」
「お母様、この子になんて名前をつけるの?」
エリザベスは息子からアリソンへと視線を移した。
「この子の名前はエドワード……イングランドのプリンス・エドワード」 . . . 本文を読む
第1部17章――1470年10月 London
「後生だから口を慎んでくれ、フランシス!」
ウィル・ポールはフランシスの腕をつかむと、彼を引っ張って急いで手近な十字路に入っていった。
「こっちだ……急げ! 君は自分の首がドローブリッジ・ゲートにさらされることになっても構わないのかもしれないが、僕は腐肉になってカラスにつつかれるのはごめんなんだ!」 . . . 本文を読む
『スペイン女王イサベル ーその栄光と悲劇ー』
小西章子 著
朝日文庫 (1985/03)
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ようやく卒論が終わりました!
これでネットに復帰……と思いきや、実はいつまたもぐるかわからない状況だったりします(汗)
卒論でいろいろ調べている間に、「これ、そのうち記事書きたいな~」と思ったネタは山ほどあるのですけれど。
ちなみに卒論のテーマは、もちろんリチャード3世陛下です。
陛下が戦死したボズワースの戦いについて歌ったバラッド("The Ballad of Bosworth Fi . . . 本文を読む