享保7年(1722)の江戸。怪盗・雲霧仁左衛門率いる盗賊団が相次いで豪商を狙う事件が頻発する。幕府の火付盗賊改メ長官安部式部は、捜査に全力を傾けるが手がかりはつかめない。やがて雲霧は、最後の仕事に尾張の呉服商・松屋を狙う。一方、式部も一味の企みを探知し尾張へ急行する。松屋襲撃の日、ついに雲霧一味対火盗改メ方の執念の激闘が切っておとされる。
雲霧仁左衛門: 仲代達矢, 六代目 市川染五郎, 岩下志麻, 長門裕之: Amazonインスタント・ビデオ http://t.co/warfDyOH0Q 最新人気動画:2014/01/29
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ヒット商品:2014/01/29 商品の詳細 Amazon.co.jp ランキング: #291 / Movie 発売日: 1978-07-01 オリジナル言語: 日本語 実行時間: 163 分 カスタマーレビュー 最も参考になったカスタマーレビュー 1 人中、 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 2エロスと血糊でぶち壊した池波正太郎の傑作 By コマンチェロ この作品は公開当初、相当宣伝して松竹の鳴り物入りの作品だった。この作品の次に作られた「闇の狩人」とともに五社英雄監督の池波正太郎作品だが、残念ながら両作品とも池波作品を愛する人たちとっては、見るに忍びない作品になってしまっている。 五社英雄は女の裸(エロス)と血糊満載の暴力描写の融合だけに命を賭けているだけで、ストーリー展開には全く興味がない監督なのである(鮮血の美学のダリオ・アルジェントのようなところがあるのかも)。 そんな、五社の「雲霧仁左衛門」が松竹の「あの頃映画」になってしまった(他に良い作品はいっぱいあるのに)。BSのNHKで「雲霧仁左衛門」がドラマ化されたのでこの作品を再見したが、当時のがっかり感は間違いではなかった。全体的に長尺で特に後半はグダグダで「どう終わるの?」と思ってしまう。人を斬るシーンではやたらと血糊が飛び散るだけで、決して殺陣のリアル感があるわけではない。特に人を刺すシーンでは「グニュグニュ」という擬音がわざとらしく単に気持ち悪いだけだ(こういう特殊効果が売りだった)。加えてストーリーや設定にも無理があり、特におまき(宮下順子)とおまつ(賠償美津子)の人質交換が何故風呂屋なのかもよくわからない(五社の裸趣向としか思えない)。五社演出は「雲霧」を活かせていないと思う。 しかし、俳優陣の豪華さは最高だ。成田三樹夫の居直り、松本幸四郎(初代・松本白鸚)の覚悟、仲代達也の凄み(ちょっとくどいけど)、今も変わらない市川染五郎(現松本幸四郎)の醸し出す正義感、そして川谷拓三の最高に情けないさま等は今では観られない。ベテラン俳優の時代劇の凄みが伝わってくる(女優陣はエロティシズム重視で岩下志麻の濡れ場はボディダブル(体は別の人)だと思う)。俳優陣の素晴らしさだけがこの作品の醍醐味だ。 このメンバーで、違う監督で撮っていたら素晴らしい作品になっていたと思う。 1 人中、 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 4後半もう少し何とかならなかったか By nakamiya4 当時としてもかなり豪華なキャストで、大芝居からさりげない演技まで、たっぷりぎっしりと楽しめる。これを手際よく繰り出していく脚本(池上金男)もうまいものだが、さすがにこのギトギト演出で2時間半は長すぎた。木下サーカス特別出演のオープニングが何とも素晴らしいだけに(これが雲霧一味ではないというのも面白い)、このワクワクと弾むリズムがラストでも再現されていたら、どんなに感動できたことか。見るほうも語るほうも息切れしてしまっているのだ。細かい点では ・暁一味は屋敷を襲う必要なんか全然なかったのではないか。現に雲霧一味は後半ではそうしている。 ・仲代達矢は、回想だろうが何だろうが、海辺で若い恋を演じては絶対にいけない俳優である。 ・剣技を封じるため籠を襲うと言いながら、早く飛び出しすぎ。 といったところか。 1 人中、 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 3役者達を眺めている分には十分に楽しめる By GOLD-FISH とにかく役者陣が豪華で昭和のイケイケ感が伝わってくる作品。 無駄に冗長でまとまりに欠けるきらいはあるけれど、役者達を眺めている分には十分に楽しめるのではないだろうか。 皆さんご指摘のように成田三樹夫はその筆頭に挙げられるほど惚れ惚れしてしまった。 加藤剛の顔の完璧さは頭一つ抜けてる感じだ。 仲代達也はカッコいいけどちょっと勿体ぶりすぎかな。 それから岩下志摩もいまひとつ魅力が伝わりにくかった。 見れて良かったのは川谷拓三と山城新伍の絡みで、当時CMで共演していたからだと思うけど、妙に懐かしかった。 二人ともなんともうさんくさいところが良いなぁ。 石橋正次も久し振りに見てなんとも味のあるキャラクターだなぁなんて思ったり、みんな顔が本当に様々で良いよね。 現松本幸四郎(当時市川染五郎)は年を取らない感があって興味深い。そりゃ若干の精悍さはあるにせよ、今とあまり変わらない。 丹波哲郎もけっこう年が分からないなあ。この人は何やっても同じに見えちゃう。まあそこがまた面白いんだけどね。 倍賞美津子やあおい輝彦に宮下順子に宍戸譲とかあげていけばきりがないけど、観てると知った顔が出る度に「オオ」とか「アア」とか声が出ちゃう。 まあそういう意味では結構楽しめましたよ。
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