すずめちゃん

最近このあたりでは、すずめの姿をあまり見なくなりました。
昔はすずめのなる木が見られたのですが・・・

自然界は危険がいっぱい、すずめのヒナは、まだほとんど飛べない内に、危険な地上に巣から落ちるように離れて、学習のための訓練期間にはいるようです。
地上で天敵から身を守るため親鳥達は、怖さを知らないヒナ達を守り、時には怒って突っついて茂みに追いやり、献身的にせっせと餌を運んで暫くは地上で子育てをするそうです。
去年生まれた若鶏達も、親鳥を手伝って、子育ての学習をするそうです。

すだちまでは、カラス、猫、モズ、トビ、人間、などに狙われてヒナのおよそ８０％が死んでしまうそうです。

すずめに限らず、ムクドリやヒヨドリなど小型の野鳥はほとんど同じように、自然界の危険を親鳥達から学習するそうです。

都会では巣立ちのヒナ達を育てる茂みも少なく、カラスなどの天敵も多くこの辺りではあまり見かけなくなったのだと思います。