柳本JAPAN中国が最後の対戦相手になってしまいましたね。
最終予選と何が違っていたか高校まではバレー部だったので
個人的に分析してみました。
最終予選ではこの二人だけではありませんが
特に
栗原選手
が目立っていましたね。
その反面
大山選手ははずされることが多かったですね。
アテネではその逆でした。
大山選手はスタメンが多く、栗原選手はスタメン→途中交代が多く、大友選手は背中の張りということもありほとんど出場できませんでした。
他の国と一番大きく違ったのは「オリンピックに出るのが使命」ではなく「オリンピックで金メダルを獲る」というのが一番の違いだったんではないでしょうか。
その中で確か大山選手の夢はオリンピックでメダルを獲るだったと思います。そこが最終予選では見れなかった彼女の躍進だったのではないでしょうか。
また得意の3Dバレー、コンビバレーが出なかったというより出せなかったのは一目瞭然のサーブレーシーブの不安定さが要因の一つだと思いました。またサーブで相手を崩せなかったこと、
吉原選手や
竹下選手を代表とするフローター系の無回転で変化するサーブで崩せなかったことが痛かったと思います。
攻撃面ではセッターへ返らない、クイックが使えない。そうするとレフトもしくはライトへのオープン攻撃、もしくはバックアタックの単調な攻撃になるブロック陣は3枚つける、レシーブ陣は拾いやすいという悪循環です。
A、B、C(あんまり見ないけど)クイックが使えないとセンター線が生かしきれない、ということは相手国にしてみれば余裕をもって戦えるカモに日本はなってしまいます。実際なってましたが・・
日本が勝ってきた試合は大型のレフトアタッカーを要するオープン攻撃、Aクイック、ブロードなどの早い攻撃、それに加えて前衛で釣ってのバックアタックでした。もちろんサーブも。
これが出来なければカモです。相手国は怖くもなんともないでしょうね。
北京では出場ではなくメダルを目指して調整をしてぜひともがんばってもらいたいです!