ロシアのウクライナ侵攻や台湾問題で、国防論議が盛んだ。
国防は大切だが、守る相手が大切な家族ではなく、政治家たちだと考えるとウンザリだ。
真面目にコツコツ生きている国民を、突然、殺し屋に仕立てて、自分たちの利益のために玉砕戦に駆り立てるのは、いつも政治家。このあたりは、どの国でも同じだ。
今度も、ロシアのウクライナ侵攻などを利用して、国民の恐怖心を煽って、戦争に駆り立てようとしている。
これが政治家とメディアの常套手段。
これではロシアと変わらないだろう。
話しは飛ぶが、最近この国は、国民を戦争ばかりでなく、投資へと駆り立てている。
元々、政治家の失策のせいで足りなくなった年金。
その年金問題を利用して、老後資金が足りなくなると国民の恐怖心を煽って、投資に駆り立てている。
そもそも、首相自ら投資を推奨しているのだから、真面目にコツコツなんて生き方は、最早、時代遅れになってしまったのだろう。
イソップ童話の「アリとキリギリス」や「ウサギとカメ」とは、全く逆の世界だ。
今の日本では、楽器が弾けて歌も歌えるエンターテナーのキリギリスや、足が速く身体能力の高いウサギのように、才能を活かした生き方が讃えられる。
取り立てた能力も無く、臆病でリスクを取らない、真面目だけが取り柄のアリやカメは、負け組の象徴だろう。
この国では、統一教会でも何でも、利用できるものは利用してのし上がる政治家のような傲岸不遜な連中でない限り、「自由と民主主義」を謳歌できないのかもしれない。
国は守りたいが、正義感も倫理観も無い、自己中の政治家やその取り巻きを守るために命を投げ出すなんて真っ平だ。
などと言ったところで、非国民扱いされるのがオチか。