その場所に小さな公園らしいものがあることは知っていました。
温水プールからの帰りに立ち寄ってみました。
自転車を止めて中に入ると
ブランコは錆び付いて、草はボウボウ、ベンチの板は朽ちています。
ブランコの向こうにある白い立て看板に近づいて見ました。
「仲良し広場の憲章」とありますが、何が書かれているのか、よく分かりません。
こんな忘れ去られた公園にも季節の花は咲いています。
八重のムクゲ
夾竹桃
芙蓉
ムラサキツユクサ
オニユリ
盛りの過ぎたアザミ
採る人にいない梅の実?
最後はヘクソカズラの花
何とも可愛くない名前ですが、千切ってみてその匂いを嗅ぐと納得します。
でも、花が終わって実になって、これが枯れると黄金色になって、
クリスマスツリーを作る時に大いに役立ちます。
子どもが保育園に行っている頃は、この実を探して歩きました。
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忘れ去られたでもう一つ。
着ることもなくなったスカートが思わぬところで役に立ちました。
温水プールに入るのに水着の着用が必須です。
私が持っているのは10年以上前に買ったツナギ型、前開きの袖ありです。
その頃は何ともなかったのに、背中に手が回りにくくなったのと力が
無くなったのですよね。着用が難しいのです。
「上下、別になったものが楽よ。」と廻りの先輩たちが教えてくれました。
そうか。自分もそういう立場になったんだなあ、と妙な実感。
ネットで安いのをすぐに買いました。
今日、届いたものを見て、着てみて唖然。
どう見ても、若い人向きなのです。
胸が開きすぎ、パンツがが短すぎ。
「お母さん、諦めて買い直す?」と娘が言います。
いえ、いえ諦めませんよ。
そこで伸びる生地の古いスカートが出てきます。
胸当てをつけ、パンツの裾を長くしました。
試着して、「おかしくないでしょう?」と娘の了承を得て、
明日はこれを着て、水の中を歩きます。
お出でいただきありがとうございます。