セキュリティ対策のイロハ

サイバー攻撃から大切な情報を守ろう!

今や個人もサイバー攻撃への対策が必要

2024-03-01 10:47:48 | サイバー攻撃

最近は企業だけではなく、個人でもインターネットの利用が当たり前です。そうなってくると、サイバー攻撃の被害に遭う可能性も高くなります。ほとんどの方は自分には関係のないことと考えているかもしれませんが、実際には個人もサイバー攻撃の標的になっています。特に、最近はサイバー攻撃も巧妙化してきており、いままでの対策では不十分ということも少なくありません。

近年のサイバー攻撃で多くなっている種類は大きく2つあります。一つめはランサムウェア攻撃です。コンピューターのシステムやデータを暗号化し、使用者に利用できない状況を作り出します。ここから、身代金のような形で、暗号化を解除するための複合鍵を購入させる方法です。支払いに応じなければデータを削除するという形で脅迫してくるため、支払ってしまう方も少なくありません。さらに、支払いは仮想通貨を使用させるなど、攻撃者の特定を難しくすることでも知られています。

もう一つは、クラウドサービスへの攻撃です。最近はパソコンよりもクラウド上にデータを保存することが増えてきており、攻撃の標的になってきています。基本的にはクラウドを管理している企業がセキュリティ対策を行っていますが完璧ではありません。例えば、クラウドにログインするためのIDやパスワードが漏洩した場合、いくらクラウドのセキュリティが優秀でも、ログインを防ぐことはできないでしょう。ログイン情報もセキュリティ対策を行うなど、自分でできる対策も必要です。


クラッカーと戦うホワイトハッカー

2024-02-13 06:26:58 | ホワイトハッカー

IT業界はエンジニアをはじめとするさまざまな職種の人達によって日々進化し続けており、今では人々の生活に欠かせないものになりました。パソコンやスマートフォンといった端末はインターネットを介して情報収集や買い物などを手軽にできるツールとなっており、生活を大きく変えてくれましたが、中にはこの仕組みを悪用することで利益を得ようとする人達、いわゆるクラッカーやブラックハッカーなどと呼ばれる人達もたくさん出てきています。

このクラッカー達に対抗してセキュリティ対策を施すのがホワイトハッカーと呼ばれる人達です。ホワイトハッカーはセキュリティを重視する今の時代数多くいますが、彼らの活躍のおかげでIT業界の未来が救われているといっても過言ではありません。大きな功績を残したホワイトハッカーはたくさんおり、中には高い知名度を持つ日本人のホワイトハッカーもいます。彼は幼少期からアメリカで育ち、その天才的なコンピュータスキルを駆使して、クラッカーとして多くのシステムに侵入してきた犯罪者を逮捕まで追い詰めました。

このように、クラッカーによるサイバー攻撃から逆に居場所を突き止めたり、サイバー攻撃があった場合の被害を最小限に抑える活動をするのがホワイトハッカーの役割です。大事なシステムを運用している企業などは、ホワイトハッカーとしての素質がある人材をセキュリティエンジニアという肩書きで採用するなどして、各自で情報を守るための対策をとっています。