朝から、雪である。 昨日の予報を見て、「まさか」と笑ったが。 千切れた綿のような姿で、ハラリハラリと落ちてくる。 そのバックに、鶯の鳴き声があるのが面白い。 あの神社に行こうと、考えていた。 しかし、見送りである。 峠の途中。 数戸の集落の中に、ポツリと鎮座している。 きちんと清掃され、「気」も整っている。 そこにいて、心が落ち着く場所なのだ。 さてさて。 物欲のペダルでも回そうか。 浄化されていない、私の煩悩の力で。