著者 白鳥 和也 氏
発行所 株式会社 平凡社
自転車で旅をしたことはありません
自転車による「お泊り旅行」も、当然ながら経験がないのです
しかし、この本を読んでいると、その土地にいるような気になります
本当の自転車好きだから、このような文章が書けるのでしょう
競わない、比べない自転車の愉しみ方について紹介されておりましたが
私も同感ですね
自転車だけではなく、生き方そのものがそうではないでしょうか
自分の人生ですから、自分で舵をとり進路を決める
競っても比べても無意味だと思います
自分自身と向き合う時間を、自転車は与えてくれます
何者にも束縛されない空間は必要です
ニュートラルな状態に自分を置いて内観する
エネルギーを充填するきっかけになります
サイクルコンピュータを私は使いません
何キロメートル走ったとか、平均スピードがどうだったかなどは邪魔なんです
気分良く走る、思いのままにダルをまわす
周囲の景色に五感を働かせ、その空間を把握します
時間すら超越しているような瞬間があります
風に溶け込む感覚があります
生身で存在している実感があります
自転車は、いろんな贈り物を私にくれます
だから自転車は相棒であり友です、道具ではなく
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