「Wレバー」は、オイラに新鮮な感動を与えた。
便利な「デュアル・コントロールレバー」に慣れていただけに、驚きは強かった。
優雅な操作感に、心は躍ったのである。
踏みしめるように、走る。
そろり、そろりと。
風景が、のんびり通り過ぎる。
ああ、ここにいるんだと感じる。
便利ならば、良い。
はたして、そうだろうか。
本当に、そうなんだろうか。
走るのは、勝つためではない。
あくまでも、楽しむためである。
己の五感で、風景を租借するのが目的なのだ。
そして、それを脳裏に刻む。
写真を見ながら、恍惚となる。
過ぎた休日の思い出を、惜しみながら。
自転車で、走る。
それは、心の旅である。
人生、そのものなのだ。
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