ここらあたりで、曲がってみるか。
なんとなく方角は分かるから、お気楽である。
はじめてタイヤを踏み入れる道。
風景が新鮮で、物珍しい。
キョロキョロしながら、クランクを回す。
まだ、”生きて”いるか疑わしいスーパーがあった。
時間の経過を示す壁が、素敵である。
想わず、萌えてしまう。
空は清々しいのだが、地面は灼熱である。
ちょっと前に購入したスポーツドリンクが、”人肌”になっていた。
”熱燗”よりはマシだが、旨くない。
小学校がある丘で、ひと休み。
高台なのだが、涼しくはない。
せっかく上ってきたのに、損をした気持ちになる。
住宅街の中に、空間がポッカリ。
門だけは立派なのだが、”中身”がない。
まるで、建物だけが消失したかのようであった。
自転車だから、適当に曲がれる。
この気楽さは、魅力である。
しかも、予想外の風景に出合えたりもするのだから。
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