小説だったか、おりてきた蜘蛛の糸めざし、亡者達が殺到するってぇのがあったような。 主人公の名は「犍陀多」だったかな。 弱みにつけこんで暴利を貪る。 あらぬ噂を流して、人々を迷わせる。 デマと知らされても我先に手をのばす。 この世と地獄、さほど違わないようです。 描いていたのに絵の具を置きながら、そんなことを考えました。