旅用自転車で走っていると、そうなるのである。
探す、選ぶ。
なんのことかといえば、ガタガタの未舗装路である。
めっきり少なくなったのではあるが、田舎にはまだ存在する。
路面の凸凹に、揺られながら走る。
太いタイヤがもたらすリズムは、列車の「あれ」に似ている。
眠気を誘う、「あれ」である。
浅い穴は、腰を浮かす。
”ガッコン”とくる衝撃を、軽く受け流すのである。
肩に届くころには、あのリズムのひとつになっている。
旅用自転車。
忘れていた感覚を、呼び覚ますのである。
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カメ
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