風景に色が戻ってまいりました。
これで、走るのが更に楽しくなったのです。
花を見つけると撮影するので、加速する暇がありません。
こんなことならランドーにすれば良かったと思ったりして。
真冬の装束、これが失敗でした。
出発する際は調度良かったのですが、時計の針が回るにつれて汗が・・・・。
シャッターボタンを押しながら、木陰で涼んだのです。
ペダルを回していたら峠を目指していて、ハンドルをグイグイやっていたらテッペンに到着してました。
なんなんでしょうか、カーボンロードは。
ド貧脚の私ですら行けてしまうのです。
とっくにウインドブレーカーは、バックパックのサイドポケットに。
ウインターグローブの中はムレムレ、グニュとした感じに春を感じたのです。
下り坂、ぶるっとなりません。
それどころか、汗を飛ばしてくれるのが心地よかったのです。
JAMISの「ゼニス」、ほどほどに加速してくれます。
もともと地面すれすれを浮遊しているような乗り味なのですが、風に包まれて滑空していると
離陸できそうな錯覚をおぼえました。
サイクルショップに立ち寄ったら常連さんの機体が作業台の上に。
ハンドル交換だと、横で見ている持ち主がニコニコ。
コンポーネントにホイール、そして今度はハンドル。
彼も魔物に取り憑かれたようです。
待ち時間が退屈だろうと、私のゼニスに試乗してもらいました。
鉄とアルミは経験しておられるのですが、カーボンはまだとのことでしたので。
ショップ前の道路を往復してブレーキを握ると、浮いているような乗り味に驚いておられました。
(どうやら、新たな物欲に火がついたようです。)
家路についた背中、ぽかぽか ぽっか。
虫の息の冬風を蹴散らしながら、楽しい散歩をおえたのでした。
最新の画像もっと見る
最近の「自転車」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事