通行止めになって久しい峠へ向かう裏道です。
小さな集落を抜ける道で、車なんていません。
表道は、バンバン大型車両なんかが走ってるから有り難いんです。
数年前の豪雨で崖崩れがあって、そっから通れなくなった峠。
ダメかなぁ〜っと思いつつも、ハンドルを向けちゃったんです。
おや?。
アスファルトやガードレールが、新しくなっているのに気づきました。
こ、これはひょっとして・・・・・・。
キツイ斜度の坂が、ダラダラダラ続きます。
たぶん、私が遊んでいるルートで、1番厳しいんじゃないかな。
木々が道路の左右にあって、それが影をつくってくれるのが救いでしょうか。
なんじゃこりゃーっ!!。
あったハズの木々どころか、その向こう側の山肌までバッサリやってくれてました。
せっかく木陰で休める所だったのに------っ。
やっぱり。
対向車が来てたから、当然っちゃ当然なんですが。
数年かぶりに、峠のテッペンに立てたんです。
何時から通れたのか分かりませんけど、かなりの日数を損しました。
峠の横に開通したトンネルの電光掲示板に峠は通行止めってあったのを
何年たってもそのままだと思い込んだ私がアホだったです。
プルプルする太腿を休ませながら、ちょいと遅い昼食です。
エネルギー補給には良いんですけど、口の中の水分を持って行かれるのは・・・。
ロングボトルじゃないんで、残りが少なくなってたんです。
なが〜い下り坂、とっても寒かったです。
ベストを着てなきゃ、胴体がキンキンに冷やされていたと思います。
帰りのプチ峠を、ペダル回して越える脚力なんてありませんでした。
ひたすら押し歩きです。
と、横の田圃からシュパッと跳躍する鹿が目に入りました。
「カメラを」なんて考える間もなく、道路を飛び越えて反対側の森へ。
尻尾がフワフワの白色で、可愛い耳がピンとなっておりました。
あの峠で、また、遊べる。
ガクガクする足に鞭打って走りながらも、嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。
「峠のハシゴ」もやれるし、向こう側に下ってからトンネルで戻れる。
遊びの幅が、ぐーんと広がったんです。
久々に、当たりクジ引いた気分だったので御座います。
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