首筋がヒリつくくらいの陽光だったです。
春の背中が見えるようでした。
ここまで気温が上がったんだから、ソフトクリームもアリじゃないか。
そう考えて峠のカフェを目指しました。
ところどころ、桜が残っていてくれました。
花見をしながら、超低速でジリジリ進んだのです。
カフェが営業中で良かったです。
ソフトクリームをペロペロしながら、高く澄んだ空を眺めておりました。
まだ脚力に余裕がありましたので、峠のテッペンまでホイサッサ。
途中、数台のモーターサイクルに追い越されました。
「ガソリンが値上がりしてるから大変だろう」なんて、クランクを回しながら想った
のであります。
何年かぶりに、別ルートで下ってみました。
その先にある裏道が通行止めだったんです。
でも、先月、解除されてるのが分かったから、下りと平地だけの楽々ルートを
選びました。
下っていたら、カフェを発見。
まだ新しいようでして、帰宅して調べたらジビエ料理が名物とか。
食いたかったなぁ〜っ。
「疫病退散」と書かれた幟がパタパタしている神社前で記念撮影。
ながーい下り坂でブレーキレバーを握りっぱなしだったんで、カメラを構える手が
プルプルしていたのは内緒です。
歩くような感じでペダルを踏むと、貧脚でも峠を越えられます。
立ち漕ぎで颯爽とカッ飛ぶのには憧れますが、お年頃なんでムリはしないのです。
「遊びは楽しく」が、モットーなのでありますれば。
