国土交通省は18日、沖縄本島の空域の管制を行ってきた米軍嘉手納基地の航空交通管制「嘉手納ラプコン」を、今月31日に日本側に返還することで米国と合意したと発表した。18日の日米合同委員会で決定した。これにより、米軍による民間機の航空管制が残るのは、米軍横田基地の横田ラプコンと、松山空港に離着陸する便が通過する米軍岩国基地の岩国ラプコンの二つとなる。
嘉手納ラプコンを巡っては、2004年に07年度末までの返還がいったん決まったが、米軍の戦闘機の特殊な飛行方式や交信用語について日本人管制官の訓練が追いつかず、ずれ込んでいた。これまでに計47人の国交省の管制官が米軍嘉手納基地内での訓練を終えており、今月31日からは管制官が那覇空港近くに設けられる那覇空港事務所のレーダー室に移り、管制業務を開始する。
国交省によると、これまで那覇空港を出発する便は、嘉手納飛行場に着陸する米軍機と飛行ルートが重なるため、離陸後約10キロ・メートル程度は日常的に高度約300メートルに抑えて飛行していた。今後は、嘉手納基地に到着する米軍機の進入管制業務も国交省が担うため、嘉手納の到着機の状況を見て、滑らかな上昇が可能になる。
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国交省によると、これまで那覇空港を出発する便は、嘉手納飛行場に着陸する米軍機と飛行ルートが重なるため、離陸後約10キロ・メートル程度は日常的に高度約300メートルに抑えて飛行していた。今後は、嘉手納基地に到着する米軍機の進入管制業務も国交省が担うため、嘉手納の到着機の状況を見て、滑らかな上昇が可能になる。
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