# 132。

　　いつからこんなに

　　涙もろくなっちゃったんだろぅ





　　最初に母が倒れたとき

　　わたしは９才で

　　イチバン下の弟が３才だった





　　母が入院中

　　暗くなると泣き出す弟





　　何をしても

　　泣き止まないから





　　暗い夜道

　　弟をおぶって

　　父の仕事場まで歩いたっけ





　　薄暗い街灯の下

　　弟とふたり

　　仕事場からヒトが出てくると

　　父の姿を探してた





　　全然、違う場所だけど

　　どこか懐かしさに似た

　　景色と出逢って





　　なんだかとても

　　切ないキモチになった

# 131。

　　ひとつだけ残ってる

　　タンポポの綿毛





　　何か言いたげに

　　モジモジしてたから





　　空へ

　　飛んでいってしまう前に





　　ココロの中で

　　呟いてみた





　　『 見守ってて 』





　　傍らに

　　居なくていいから





　　『 見守ってて 』

# 130。

　　２ヶ月に１度

　　訪れる場所





　　通いはじめて

　　かれこれ ... 20数年





　　大好きだった

　　魚肉ソーセージとサラミ

　　お土産に持って





　　大切な家族だった

　　ワンちゃんのお墓参り





　　ワンちゃんの眠る場所は

　　『 四季折々 』

　　いろんな景色を見させてくれる





　　春は黄色いお花が多いね

　　寒色から暖色へ変わる

　　『 真ん中のイロ 』





　　次に訪れるころ

　　景色は黄緑へ





　　わたしの大好きな季節

　　夏が近づいてくる

# 129。 happy birthday

　　今日の空

　　降水確率 ０%





　　２日前から

　　ジャムを作って





　　昨日は

　　スポンジケーキを焼いて





　　今日は

　　生クリームと格闘





　　不器用だから

　　３日もかかっちゃった





　　相変わらず不格好で

　　センスのないケーキだけど





　　神さまはきっと ...

　　『 スゴいじゃん 』 って

　　誉めてくれる





　　いつだって神さまは

　　わたしを 『えこひいき 』





　　わたしは神さまの

　　 『 えこひいき 』 がとっても好き





　　春うらら

　　特別な今日という１日





　　わたしの大好きな神さま

　　『 お誕生日おめでとう 』

　　(〃⌒ー⌒〃)ゞ

# 128。

　　君と好きな人が

　　　百年続きますように





　　今日ほど

　　そう想い

　　願った日はありません





　　『 おめでとう 』

　　そして ...

　　『 ありがとう 』