そうそう、わが家からサンタが消えたのは、末っ子(次男)が小2の時でした。
主人は8人兄弟、建具屋の4男。
誕生日もクリスマスも関係なく生きて来た人。サンタに全く関心がない。
でも現代に生きる子供達には、サンタの夢は必要。
ひとりで「何を贈ろうか」と悩みつつ、ひとりサンタを続けていた。
上の子供達は、すでに中学生だったので、(サンタ=母さん)と判っていたが、
末っ子の為に、秘密は守ってくれていた。
その年、私が次男に贈ったのがラジコンカー。
3人の子供にひとり3000円の予算だったので、物は小さい。
包みを開けて次男のひと言
「サンタさんて、ケチっぽい」
そして年が明け、おじいちゃんが8000円もするでかいラジコンカーを買ってくれて、
ケチなサンタのプレゼントは、玄関に永遠に放り出された。
ひとりサンタを15年、さすがに限界を感じた。
そして次のクリスマス。
3人の子供達に
「○○ちゃんは、今年○○頑張りました。
サンタさんは疲れたので、このお金とお年玉で自分の欲しいものを買ってね」
という手紙に3000円を同封して手渡したのでした。
***わが家からサンタが消えた訳を、近年末っ子に話したところ、
「全く身に覚えが無い」と言う。
親の思いと子の思い、まあそんなものでしょうね。***
生まれ育った松江に訪れる人が増えるように松江紹介。
日々、手編みやガーデニングを楽しんでいる。
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