久方ぶりのブログです。
本日(6/26)、世界中の現場で自然農法の普及に尽力されている土の香りのする木嶋先生の講演会が88名来場し盛況に開催されました。、科学的思考に裏打ちされた柔軟な考え方にふれ、当耕場の行く道に光がさしました。
幸運なことにスタッフとして、前日の圃場見学会および懇親会、当日の午前中とご一緒させて頂き、直接先生の人柄・考え方に触れることができました。
<以下は講演会後に感じたこと>
前々から各農法等のカテゴリー分けに疑問をもっていました。カテゴリーに分けるのは便利ではありますが、現実には圃場ごとに最適な栽培技術が存在するのみです。作物栽培の最終目的は、食べる人に活力・元気を届けることです。その中で、安全はあたりまえとして、如何に美味しさを実現する技術をもつか。合成化学物質に頼る栽培、肥料に頼る栽培、栄養不足な栽培、放任状態にまかせる栽培は活力・元気を届け得ません。農法より先に、各圃場への観察・理解があります。そして、それに対応した栽培方法(農法)があります。農法が先にくると、圃場の理解と柔軟な対応ができなくなります。農法とは、固定化されたものではなく圃場に適応した柔軟で自由なものです(先生の解く自然農法とは柔軟で自由なものです)。固定化された各農法の呪縛からは、解き放たれましょう!
【元気】万物生成の元(もと)になる精気。今風には”宇宙エネルギー”。
【自然】天地万物。人間をも含めた因果的必然の世界。簡単に”全て”。 (”全て”なので対義語は存在しません、”人工”ではありません。)
以上、岩波辞典を参照。
★5月中旬に水路周りの草刈りと水路の土あげをしました。その水路に水が通りました。ザワザワと音をたてて流れていきます。トラクターが農道を行き来します。そして、きれいに均された田圃に水がしみていきます。お陽さまに熱った身体で水路脇に腰掛け、手をつけるとスッと熱がひきます。ついでに顔まであらいます。気分一新もう一仕事。
★3月から休んでいた野菜パックの定期便を今日やっと発送しました。シャリシャリのレタス・みずみずしいコマツナ・甘いスナップエンドウ・南河内名産うすいエンドウ・ソラマメ・真紅のラディッシュ・葉もおいしいタマネギ・ほの甘ダイコン・香りニラ・サラダにおいしいニンジン葉ーみんなに活力を届けてください!
河内長野 天見温泉南天苑でのイベントに出店しました。暑い位に天気晴朗でギンギラ太陽光をよけながらの販売でした。
スタッフの皆様ご苦労さまでした。オーガニックな一時をプレゼントしていただきました。”オーガニック”まさに”生命かがやくつながり”。私にとって、四六時中気を配ってきた野菜が、また昨日遅くまでパートナーときれいに整えた野菜が活力になるべく多くの人に渡る生命のリレーの場です。また、丹精こめた物たちを案内する参加者の顔はギンギラ太陽に負けない位輝いて、来場者とエネルギーを交流させています。山あいの太陽とそよ風とまぶしい笑顔に、エネルギーをもらって明日も頑張っていこうっと!
写真の奥手のエンドウと同じ畝(ネット・支柱を挟んで向かい側)にキュウリ苗を植え付けました。午後7時半やっと終了(ぎりぎり完了)。ダイコンは間引き待ち、ゴボウ・レタスは除草待ちです。
本当、農作業は季節に追われてこの時期はめちゃくちゃ忙しい。キュウリは植えつけたが、後オクラ・スイカ・トウガン・まっかが未だです。植えないことには収穫も無い訳です(当然!)。6月からは宅配便も再開するので案内を今出しています(永らくお待たせしました)。農作業は、技術はもちろん大切ですが、いかに要領よく作業を進めるか(段取り)が現場では最も大切です(これは本では勉強できません、体験あるのみです)。支柱もいちいち設けられないので、去年のトマトの支柱をエンドウに、次はキュウリにフル活用しています。作業と時間と資材の効率的節約です。
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