30th-HF Seminar

F研30期生が集う、憩いの場

構想案

2008-11-29 20:50:10 | Weblog
A案

展開力のある問い(分煙を目指すのが良いか・禁煙を目指すのが良いか)が出たから、問題の分節化して、それを体系化して発表する。

分節化は先生の言う答え方の議論と思う。
【昨日の分煙禁煙の理念型を求めたこと】みたいに…
【世界は禁煙に向かっているが日本はどうなのか】
【それぞれの主体から見て、どういう根拠を持って問いに対して支持なのか反対なのかそれともどちらでもないのか】【日本はどうするべきか(各主体からの視点と私たちの視点?)】
などを、今までのバックグラウンド知識と年表を使って議論して、それを体系化する。


B案

1.201前の喫煙所

2.社会は禁煙、分煙の流れなのか(海外を少しみて、国内の現状をみる)
※禁煙、分煙の定義をしておく

3.日本はどうするべきか?分煙,禁煙どちらを目指す方がいいのか?(これは、それぞれの主体によって利害関係が絡む問題である思う。なにを基準に日本はどうするべきかを考えるか、又は傍聴者に問う形でおわる)


C案

1.WHOの活動と日本国内の社会政策の観点から、現在、社会は禁煙に向かっている仮説を検証する。

2.検証にあたって、社会のたばこをめぐる主体連関図を提示する。

3.「社会政策の観点から分煙を目指す方が良いのか、禁煙を目指す方が良いのか」という問題を設定する。考察にあたって、これまでの発表(1・2)で使っていた暫定的な分煙と禁煙の定義を今一度取り上げ、理念型を設定する。

4.それを基に、分煙と禁煙は双方がどのように位置づけられているか(分煙にとっての禁煙と、禁煙にとっての分煙)を挙げる。当初の問題「社会政策の点から~」の問いかけの形が適切なものであったかを考察する。

5.「あなたはどう思いますか?」と問いかけて、終了。


D案

1.多摩キャンの地図作成から喫煙所が減ったという客観的事実を確認する。→社会はたばこ規制へと進んでいるという仮説をたてる。

2.WHOと行政班の資料と年表を使って、たばこ規制の変遷や、なぜ規制されてきたのかを提示する。

3.たばこ規制が社会的にも行われているという事実を2で確認したうえで規制には禁煙と分煙の2つの種類があることを金曜に話し合った定義などから説明する。

4.この2つの規制の長所や短所を各班の調べたことから探る。
例)禁煙→税収が減る。葉タバコ農家問題。医学的にはいい。
分煙→しっかりとできれば喫煙者との共存が可能。税収の確保。

5.4で出した長所短所に加え、意識調査の結果や愛煙家、嫌煙家などの意見も出しつつ、ゼミ内での意見も出す。(別に統一しなくてもいい)

6.これらの発表から聞き手に分煙社会と禁煙社会のどちらがいいか投げ掛ける。


E案

金曜日に出た川田君の案

11月26日1限 研究発表会 問題形成話し合い議事録

2008-11-26 23:46:10 | Weblog
1.各メンバーの研究構想
・「何故、現在分煙・禁煙社会になりつつあるのか?」を根拠付けしたい。(長岡・穐山)
・喫煙者・禁煙者双方にとって理想的な社会環境とは?(穐山)
・多摩キャンパスの地図作成→社会の規制→規制の根本的原因(早山)
・厚生労働省・禁煙家←対立構造→JT・財務省・喫煙家(本橋)
・規制の根本的原因→社会の規制→多摩キャンパス(中村)
・たばこが社会に与える影響(ex.条例によって地域がまとまるetc.)(窪島)

2.議事録
・多摩キャンパスの地図作成は舩橋Ⅰゼミがこの研究をやるに至った動機の部分、社会計画論におけるQ0に該当する。
・早山と中村の意見は最終的に多摩キャンパスに論を持って行くかどうかの違いであって、単に順番が真逆というわけではない。
・長岡・穐山の提示した問いは「現在、分煙・禁煙社会化しつつある」という仮定に基づいている。これに対しては、まず「現在分煙・禁煙社会になりつつあるのか?」の論証が行われなければならない(早山)。研究に至った動機を述べるQ0において、社会学部A201教室前の喫煙スペースが無くなった事実から、「現在分煙社会になりつつあるのか?」を検証し、Q0内で「なりつつある」と結論づけて研究の本題に入れないだろうか(相馬)?「分煙社会になりつつある」ことの検証は他ゼミ生の構想と絡めるものであり、Q0として切り離すのはおかしい(中村)。
・研究の切り口として、本橋の提示した対立構造から、穐山の「喫煙者・禁煙者双方にとって理想的な社会環境とは?」を問う、というものがある。「理想的な社会環境」としているのは、以前に舩橋教授が指摘した「合理的な分煙とはどのようなものか」の中の「合理的な分煙」そのものがそもそも対立構造内でどのような意味を持つのかがはっきりしなかったため、曖昧な表現に留まった(穐山)。
・「喫煙者・禁煙者双方にとって理想的な社会環境とは?」を問う上で重要な問題が、喫煙者と禁煙者の定義である。この問いが仮に「合法的な分煙とはどのようなものであるか」であるならば、喫煙者・禁煙者はそれぞれ吸うか吸わないか、たばこを買うか買わないかの二元論の定義で済みそうではある。しかし、本橋の提示する対立構造から「理想的な社会環境」を問うならば、喫煙者・禁煙者が単なる消費者とするだけでよいのかは大いに問題だと思われる。何にせよ、喫煙者・禁煙者の定義は必要である(相馬)。
・喫煙者・禁煙者の定義については、対立構造を参考に様々な観点から分類し、定義づけていけばいいのではないか(川田)。
・「理想的な社会環境」を考えることが、単なる折衷主義であってはならない(相馬)。

3.考えられる研究発表の流れの一例
①社会学部A201教室前にあった喫煙スペースが無くなったことから、「現在禁煙・分煙社会になりつつあるのか?」と問いを立てる。
②①の検証の過程で、厚生労働省・JT・財務省等の主体連関図(対立構造)を提示する。
③提示された対立構造を踏まえて、喫煙者・禁煙者双方にとって理想的な社会環境を問う。etc.

火曜日 研究発表会に関する話し合いの内容

2008-11-04 22:38:18 | Weblog
◎全体的な流れ

①喫煙所の地図作成(キャンパス、バス停、変遷)
――――――――――――――――――――――――――――――
②ヒアリング(主体連関図の作成、変遷)
  ↓それぞれの部署の役割を把握
 《タバコを統括する部署の確認》
――――――――――――――――――――――――――――――
③総括部に対するヒアリング
④問題点の明確化〈解釈の部分)
⑤対策は?(解釈の部分)


◎ヒアリングをする上での注意事項

・所属と目的を説明
・聞き取りは二人以上で行う(聞き役と記録係)
・アポは必要に応じて取る
・口頭で聞き取りを行う
・質問は事前に準備
・質問内容を他のサブゼミメンバーに事前にチェックしてもらう
・事実確認の質問のみにする〈意識調査に関わる質問はしない〉
・先生に一度話しておく?
・いつ、どこで、誰が、誰にヒアリングを行ったかを記録しておく
・「喫煙所」の判断基準は、喫煙マーク、灰皿の存在など
 喫煙所として扱われているかは後で事務の方に確認を取ってもらう


◎質問例

・なぜ喫煙所が減ることになったのか
・喫煙所の設置は誰からの指示なのか
・喫煙所の設置数は誰からの指示なのか
・また、どの様な基準で決めるのか
・それはいつからか。以前はどうだったか
・タバコ関連で、どの様な役割を任されているのか
・タバコ関連で、上からどの程度の指示を受けているのか
・また、どの様な指示を受けているのか
・どの様な基準で喫煙を取り締まっているのか
・誰からの指示で喫煙を取り締まっているのか


◎タバコに関する資料について

・関連書籍や資料の閲覧は今のところは各自で行う
・書籍や資料に目を通したら、要点をまとめてメンバーに公布する
・ヒアリングと同時進行で行うのがベスト
・主にヒアリング後の議論等で活用?

記事の内容は編集可能なので、足りない所、修正すべき所等があればコメント欄に書いて下さい。

学部研究発表会に向けて

2008-11-01 03:05:57 | Weblog
多摩キャンパス内の主体連関図(ある社会現象に関して、決定権を持った諸主体の関係を表した図。社会計画論Ⅰテキストの名古屋新幹線公害の主体連関図を参照して下さい)及び喫煙場所変遷地図作成のため、以下の【1】~【3】を踏まえて11月4日昼休みまでに具体的な質問内容と調査対象の選定について考えてきて下さい。

【1】調査場所・対象の確認
(1)学生手帳p6-7の多摩キャンパスマップに載っている21の調査場所

総合棟
大教室A棟(円形芝生の下)
図書館・研究所棟
社会学部A棟
社会学部B棟
食堂A棟(社食)
大教室B棟
経済学部A棟
経済学部B棟
経済学部C棟
食堂B棟(経済食堂)
研究・実験棟
100周年記念館
総合体育館
体育棟
EGG DOME
現代福祉学部棟
工学部棟
多目的グラウンド
サッカー場
馬場

(2)(1)以外の多摩キャンパス調査場所・対象

生協
円形芝生
サークルスペース
清掃員の方々
警備員の方々

(3)「法政大学行」京王・神奈川中央・シャトルバスのバス停一覧

京王八王子発(京王八王子駅、八王子駅北口、横山町、横山町三丁目、南町、万町、みよし坂上、実践高校、富士森公園、市民体育館、野球場前、都立二商)
西八王子発(西八王子駅南口、西八王子駅南入口、散田三丁目、散田四丁目、横山中学、めじろ台一丁目)
めじろ台発(めじろ台駅、めじろ台南、椚田北、椚田、下寺田、榛名橋、寺田東、寺田センター、グリーンヒル寺田、上寺田、法政大学、法政大学経済学部前、法政大学体育館)

橋本駅北口発原宿・大戸経由(旭農協前、旭小学校前、香福寺前、上町、大西、相原台、相原中央、二本松、森の上、東原宿、原宿、城山総合事務所入口、城山総合事務所前、保健福祉センター、小松、小松橋、穴川、風間、滝尻、上大戸、青少年センター入口、大戸、大戸橋、公会堂前、法政大学)
橋本駅北口発久保ヶ谷戸・相原経由(旭農協前、寿町、久保ヶ谷戸、相原境、坂下、堺農協前、堺中学校前、堺市民センター前、相原)
相原発(諏訪神社前、相原小学校前、開都、相原十字路、根岸、境橋、円林寺前、水の口、公会堂前、法政大学)

八王子みなみ野発(八王子みなみ野、法政大学)

【2】調査の手続きの統一
アポイントメントを取ること。
聞き取りは、必ず2人以上で行うこと。
所属ゼミ及び調査目的を事前に伝えること。

【3】調査内容
(0)現在の喫煙スペースの場所について把握しておく。

(1)意識調査に関わる質問はしない。

(2)調査対象によって質問の内容を変えるが、主体連関図作成の為方向性を統一させる。
ex.)警備員の方に対して「どのような基準で喫煙を取り締まっているのですか」「それは誰からの指示によるものでしょうか」

事務室の方に対して「社学201前の喫煙スペースがなくなったのは、誰からの指示によるものでしょうか」etc.

(3)調査場所がどこの管理下にあるかを明らかにする。
ex.)円形芝生、大教室棟、食堂棟、サークルスペースetc.
また、城山地区の多目的グラウンド、サッカー場、馬場は多摩体育課の管理下にある(学生手帳p20より)

(4)バス停に関しては、通学時の時間帯の調査となる。

(5)文献的な補足事項の調査として、八王子市と町田市の喫煙に関する条例を調べる。

※健康増進法について
2003年5月施行。第5章「特定給食施設等」第2節「受動喫煙の防止」第25条は以下の通り。

第二十五条 学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない。

厚生労働省は各自治体に向けて次のような勧告を行っている。
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/houkoku/judou.html