カナタへの気持ち

今月の15日はカナタの三回忌だった。

いなくなって2年。
あのお別れした日を思い出すと、今も体が震える。

カナタのことを思わない日は一日だってない。

それは妊娠してからもする前も、出産してからも同じ。

妊娠する前は、また赤ちゃんができたら
この苦しさや悲しさは軽減するだろう、と思っていた。

でも同じだった。
ソウが生まれて、家族に楽しみが増えて嬉しいことには違いないけど
悲しさはなくならなかった。当たり前だけど。

いっそうカナタのことを想う。


友達やご近所の方が、ソウのお祝いといっしょに
「カナタくんへ」とお菓子やお花をくれた。

「今日は赤ちゃんを見に来たんじゃないの、カナタくんに会いに来たの」
と言って、命日近くにお参りしてくれた友達もいた。

それは私にとっては涙が出るほど、嬉しいことでした。
本当にありがとう。

カンちゃん、よかったね。
みんなみんな、ずっと一緒だからね。

成長期

毎日、音をたててゴーゴーと過ぎてゆく。

ソウはほんの数日前まで、パイ飲んじゃ寝て、で
非常に扱いやすかったのだが
急に寝なくなった。

これは魔の3週間目だな・・

やたらパイを飲む量が増えて、ぐずりが出てくる時期。
「３」のつく時に起こりやすいらしい。
3週間目とか3ヶ月目とか。

成長の証しであるので、まあ気長に付き合ってる。
確かに体も顔も丸々して重くなってきた。

家事はちっともできないが、まだ母がいてくれるので
そこは丸投げ状態。

一日、パイとオムツで日が暮れる。
でもそんな日々も今だけだと思うと、なんか寂しい。

生まれました。

生まれました～。

6月3日の予定日通りに、第三子誕生。
３３６２ｇの大きめの男の子でした。

これがまたまたオット似で、もちろんカナタにも似てる。
ついついみんな間違えて呼んでしまうほど・・・
名前はカナタから一字もらって、奏（そう）とつけました。

出産自体は「超安産だったねー」と先生に言われるほど
進みが早く、病院へ行って3時間、分娩台に上がって30分で生まれました。
まあそれでも痛いのにはかわりなし。
いやー、やっぱりお産って痛いわ・・（しみじみ）

私はというと、産後の痛みがいろんなとこに出ていて
さすが高齢出産！と思わざるを得ない日々。
でも、まあのんびりいこうと思います。

今まで色々心配してくれた友達やみなさん、ありがとうございました。



うちの次男坊っす。よろしくね。