kumiさんは川へ洗濯に・・・

拝啓　洗濯機様

　最近の体調の悪さは存じておりましたが
　それほどだったとは・・・。

　今朝もいつも通り
　軽快とはいかないけれど
　そこそこに
　ルンバ・ジルバ・タンゴ等
　踊ってくれていましたが　
　突然、いつにない静寂と
　モーターのこんがり焼ける
　香ばしい香り
　駆け付けた洗面所で
　あなたの終焉を知りました。

　あって当たり前の生活でしたが
　突然に訪れたあなたとのお別れで
　少々戸惑っております。

　１０年来の友人を失ったkumiさんは
　明日から川へ洗濯に出かけるようです。

　どうか安らかにお眠りください。

　 ―合掌―
　　　　　　　　　　かしこ