オッサン、昨日は映画「MOTHER マザー」を観てきたわ
つい数日前まで新作公開日までの繋ぎで尾崎豊や忌野清志郎、坂本龍一の映画がやってて、特にオッサン、尾崎豊の「尾崎豊を探して」は観たかったんやけど、いずれも木曜日で終了したんで、じゃあ、話題の「マザー」でも観てみるかいな、ちゅー感じやねん
ストーリーは…
秋子は夫とは離婚しシングルマザーとして息子の周平と二人で暮らしとる
秋子は働かず、生活保護を受けとるんやけど周平を学校には通わせず、周平を連れてパチンコやゲーセンで金を遣い、金が無くなると実家まで行き、親に金をせびるような生活をしとるんだわな
そんなある日、秋子はゲーセンで出会ったホストと意気投合し一緒に暮らすようになるんだわ
このホストもクズで、類は友を呼ぶとは、よく言ったもんだわなと思ったわ
やがて秋子が妊娠するとホストは逃げるように部屋を出ていき、再び秋子は周平と二人の生活になるんだわ
金に困ると秋子は周平を使い、金を工面するように命令するんだわ
最初から最後までそんな感じの流れだわ
そんで、それから五年後に場面が変わり、ここから周平役の役者が変わるんだわ
この場面では既に周平の妹がもう居るんだわな
3人がホームレスのような生活をしとるとこを保護されて、狭いながらも部屋に住めるようになるんやけど、そこに再びあのホストが転がり込んで来るんだわな
しかし、ホストは借金取りに追われて再び姿を消すんだわな
また3人になり、金も無くなった秋子は自分の両親を殺して金を強奪する計画をし、周平に実行させるんだわな
そんな映画だったんやけど、秋子役の長澤まさみが鬼のような、どーしょもないクズ女で、オッサン、この映画を観て長澤まさみがホンマ嫌いになったわ
そんで周平の役は幼少期には、郡司翔、ちゅー子役俳優が、少年期は奥平大兼、ちゅー新人の俳優が、二人共上手く演じとったわ
ホスト役には阿部サダヲが、これもムカつくぐらいのダメ男を演じとったわ
感想を書くと、やるせない思いしかないわな
と、同時にあんなに酷い母親なんて世の中に居るんやろか?とも思うけど、最近のテレビや新聞のニュースや事件を見とると、こーゆう事が起きてもおかしくない世の中になってきとるわな…と感じさせられるわ
この映画は実際に起きた事件をもとに作られたみたいで、オッサン、家に帰ってからこの事件の事を検索したんだわ
2014年にこの事件は起きてたんやけど、事件が起きたのは何とオッサンの地元だったわ
Σ(゜Д゜)ガーン
確かに、そんな事件があったような気がするわ
当時のニュースでは、犯行当日、少年は母親から「祖父母を殺してでも金を持って来い」と命じられて犯行に及んだ、とあるわ
映画には無かったけど実際は、祖父母を殺害してしまった事で混乱した少年は金銭を盗らず、そのまま母親と妹が待つ公園に戻ってしまい、母親から金を持ってきてない事で怒鳴られて、再び事件現場に戻り、キャッシュカードや金目の物を持ち出してきた、ちゅー事だわ
映画より実際に起きたこの事件の方が壮絶だわ
映画の中では、弁護士との面会で、周平は秋子に命じられて犯行に及んだ事は言わず、罪を1人で被ったんだわな
結果、秋子は執行猶予3年、周平は懲役12年(実際の事件では15年)の判決が下されさたんだわ
何で本当の事を言わなかったのか、問われた周平は、「お母さんが好きだから」と言ったんだわ
あんな、ろくでなしの母親でも周平には母親だったんやろな
両親も妹もマトモなのに何で秋子だけがあんな人間になってしまったんやろ…
そんな事も考えさせられた映画だったわ
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