二戸と 上野に行けば
曾祖父が遺したものに会えます🏍
これは 母が案山子に託した
白紙のスケッチブックの
間から出てきた 大正時代の本
曽祖父 曾祖母 祖母 犬のクロ チビが住む
夙川の家に預けられた冬休み 春休み 夏休み
曽祖父は 86才で永眠する朝も
帽子を被り 日課の散歩に出かけ
サンルームで朝刊を読みながら🌈の橋を
渡って行きました。
祖母が 朝ごはんですよと声をかけても
返事がなく 持っている新聞をよけたら
眠っている? 見事な老衰でした
曽祖母も 後を追うように 同じ年に
曽祖父が 迎えに来てくれたから
みんなを呼んでくれと言って 床にふせ
家族に囲まれて やすらかな老衰でした
夙川の庭に 大きな布袋さま
居間には 恵比寿さま
幼い私は 洋館に似合わないのに何故?
って聞くと 丁寧に教えてくれました
思い出は 私を 優しくしてくれます