落椿闇のなかより落ちにけり 遅足
春の闇湯から首だす山頭火 遅足
雲龍を仰ぎて息を白くする 遅足
南天の頭を垂るる赤さかな 遅足
冬の虹連れて鈴鹿を越えにけり 遅足
新年明けましておめでとうございます。 遅足
暖かい聖夜 麗
三陸の牡蠣待ちかねた四年なり 晴代
山茶花ちらし 遅足
ふく志るも喰へば喰せよきく乃酒 芭蕉
人生に美を添えて 麗
753 麗
世界遺産の島 遅足
船の着く日が月曜日島の秋 遅足
再会 麗
人間に振り返ること夕紅葉 遅足
冷やかや庵(いお)の光は手をふれて 遅足
10月句会の投句が集まりました。 遅足