熱いストーブ

思い気ままに
  日記などなどなど

いーちゃん

2006年06月06日 | 科学系のハナシ
今日の話は暗いよ。


また、自己満足的に戦争のお話です。


だから、読まないほうがいいかもっ。




ここ数日の化学で石けんのお話を勉強したわけなんですが、この石けんで思い出してしまったことがあります。


石けんって、油も使ってるじゃないですか。


でも、戦時中は油が手に入りにくくって、日本では松とかの油をとって石けんを作っていた…って先生がおっしゃっていたんですが。


前、なにかのテレビ番組で、私聞いちゃったんですよ。


ナチスはユダヤ人の油を使って石けんを作っていた


って。



さっき調べたら、それはうそだったって書いてあったんですけど。





でもさ。






やだな。


もう、気分が暗い。




NEOでも見て頑張ります。





年末になってようやく…

2005年12月18日 | 科学系のハナシ
昨日の『世界ふしぎ発見!』は、アインシュタインのことをやってくれましたね



今年は、年初からいっている通り『世界物理年』。



でも、テレビではあまりそれについて特集してくれなかった…。



というか、それについての特集ってやってくれたのか?




あえていうなら、科学雑誌『Newton』で、分かりやすく「相対性理論」についての特集は組んでくれてたなぁ。(テレビじゃないし…)




なんというか、「年末になってようやく…」っていう気分。




NHKとかは、もっともっと特集組んでくれると思ってたけど、「戦後60年」には勝てなかった(当たり前だけど…)




戦後60年は大切だけど、でも、アインシュタインだって、原爆投下に関係なくはない人物だし。その辺を絡めて特集組んでほしかった。




あ~、非常に残念な年だったなぁ

定義

2005年07月31日 | 科学系のハナシ
“太陽系に第10惑星

新聞・ニュースですでにご存知の方も多いと思いますが、まぁ、一言言わせてください。
(そんな話聞いていないぞと言う方はこちら

そもそも、『惑星』の定義って何でしょうか?

分からないのである辞書で調べてみました。
惑星とは「太陽の周囲を公転し、みずからは発光しない、比較的大きな天体。」だそうです。

「比較的大きな」って一体どのくらいなんですかねぇ。
今回見つかった星は、太陽系の惑星の中で最も小さい冥王星より大きいらしいじゃないですか。

大きい=惑星?

上の定義から言うと、大きさが重要なのかな?

それとも、NASAは「これは惑星だ~!」という決定的証拠でも得ているのだろうか?

謎だ


そういえば、前に『セドナ』って星も騒がれた気がする。
結局、惑星ではなかったみたいだけれど…

今回はきちんと惑星になるのかな?

私は、地学を習ってるわけじゃないから、よく分からない

だれか、惑星とかに詳しい方がいらっしゃったら、こっそりコメントに書いていってください

なんだかしっくりこないけど今日はこの辺で


おまけ
最近やけに←この画像を使っているなと思ったあなた、観察力が鋭いですね。
そうなんですよ、これはお気に入りなんです。
理由は、単純に可愛いからです。
きっと今後も頻出するでしょう
(ただ気になるのが、父・雄鶏はあるのに、母・雌鳥がないのはなぜだろう?と、気になる今日この頃です)

りょーしろん

2005年07月16日 | 科学系のハナシ

最近頂いたコメントの中にちょっと気になるものを発見。
それは、“almi@通りすがり”さんに頂いたものです。

何が気になるかって、それは「量子論」という単語。

私は今まで相対性理論の話はしてたけど、量子論について触れたことは一度もなかった。
量子論といったら現代物理学の中において、相対性理論と並んで基本且つ中心の理論だ、ということを知っている人もいるでしょう。
そんな大事な理論になぜ一度も触れてこなかったかというと、本を読んでみても分からない事だらけで…

まあ、でもちょっとだけ量子論ワールドを体験してもらいましょう。

まず、量子論はミクロの世界(電子とか素粒子レベルの話)のしくみや法則を調べる学問です。
で、量子とは簡単に言うと「小さな固まり」という意味です。
最初に量子の存在を発表したのは1900年12月にプランクという人が提唱しました。
(本当に19世紀の最後に発表された。)
この量子論というのは、一人の人が考えあげたものではなく、何人もの人が築き上げてきたものです。

では、量子論の中身について少し話してみます。

量子論によって明らかになったミクロの物質の姿

1.電子はだるまさんが転んだみたいな動きをする。
どういうことかというと、電子(ミクロの物質)は誰にも見られていないときは波になっているけれど、誰かに見られると急に粒に変身する。見られたときに形が決まる。まるでだるまさんが転んだみたい
2.行き当たりばったりな電子の未来
たとえば、今ある地点にある電子が1秒後どこにあるかを観測しようとしています。そのとき、量子論ではA地点で見つかる可能性は40%、B地点で見つかる可能性は60%と予測するそうです。つまり、1秒後にならないとどこで見つかるか分からないというでたらめな世界らしいです
よく、サイコロを振って未来を決めるみたいな感じで表現されています。

むずかし~

さて、この理論に対して批判的だったのがアインシュタイン。
自然界は確率的な世界じゃない。「神はサイコロ遊びを好まない」と言って批判してたそうです。
そりゃあ、突然自然界はだるまさんが転んだみたいだ、未来はでたらめに決まるなんて言われても、それは常識はずれなことのようにしか聞こえないですが…
私も、最初は理解できなかったけれど(今でもよく分からないけれど)、でも、こういうもんらしいですよ、この量子論てのは。

もう、私の限界の域を超えているのでこの辺で終わります。
こんな文章に最後まで付き合ってくれてありがとうございます。


下の記事のコメントに対して…

2005年06月16日 | 科学系のハナシ
通りすがりさん、アインシュタインの切手と硬貨のニュース、教えてくれてありがとうございます
きっと、このニュースですね。

たぶん、特殊相対性理論の有名な公式はこれでしょうねぇ。
           E=mc²
(E:物質が持つエネルギー m:物質の質量 c:光速度)

有名な式なので、きっとご存知の方もいると思います。

例えばこの式によると、1円玉6枚(6g)が持つエネルギーで東京ドーム1杯分(124万kl)の0℃の水を100℃にできるそうです。

とんでもない話だ。

この式は、質量を持つ物質から莫大なエネルギーが取り出せることを予言していたわけですが、予言が正しかったことはきちんと実証されました。
ドイツの化学者ハーンがウランの原子核の分裂から証明できたみたいです。

ウラン…

放射性元素…

そうです。この予言が実証され、原子爆弾に応用されました。
そして現在では、原子力発電という形で応用されています。

原爆と原子力発電が同じ予言から生まれてきたなんて…


科学というものは、殺人兵器になったり、私たちの暮らしをより快適なものにするために使われたりと、使い方一つで人を幸にも不幸にもできちゃうものなんです。

だから、使い方を間違わないでもらいたいですね

平和思想者…だったのに その2

2005年03月15日 | 科学系のハナシ
昨日の続き…

―署名を求められて2週間後
(ア:アインシュタイン、シ:シラード)

シ:やあ、久しぶり。今日は返事を聞かせてくれるって聞いたけど。
ア:うん。ちょっと手紙かしてよ。
シ:はい、ど~ぞ。
ア:サラサラサラっと。これが僕の結論さ。
シ:...僕は君を信じていたよ。やっぱり君は
  署名してくれたね。でも、確か君は平和思想者じゃなかった?
  どうして、そんな君が署名をしてくれたの?
ア:たしかに、僕は以前、戦争を阻止する方法を語ったことがある。
 (内容はこんな感じ「現在、さまざまな国の人が、国家のために、
  殺人の罪を犯していることに気づいてほしいと思います。いかなる
  状況でも、兵役は拒否すべきなのです。兵役を指名された人の2%が
  戦争拒否を声明すれば、政府は無力となります。なぜなら、どの国も
  その2%を越える人を収容する刑務所のスペースがないからです。」)
  でも、僕はユダヤ人だったので、こうして祖国ドイツを追われ、
  アメリカに住んでいる。僕はナチスが許せない
  だから、ドイツが原爆開発をしているときいて黙ってはいられない。
  そういう理由から署名したのさ。
シ:そうか。そんな理由が…。
  じゃあ、僕はこの手紙を大統領に出してくるよ。

そして、この手紙を読んだ大統領は早速開発を始めた。


1945年5月、ヒトラーの自殺によりドイツ軍は降伏した。
しかし、アインシュタインは不安に襲われていた。

「ドイツが降伏知ったって言うのに、原爆の開発はいまだ続いているらしい。
 連合国の敵となった3国で降伏していないのは日本だけだ。
 まさか…。たしかに、日本が戦争中アジアで行った行為はひどいもの
 だが、以前日本を訪れたとき(1923年)彼らは、ナチスとは違っていた。
 そう、ユダヤ人の私を殺そうとはしなかった。」

その頃、同じ不安に駆られている人物がいた。
以前、アインシュタインに署名を求めたあのシラードだ。

シラードは日本への原爆投下を阻止しようと再び大統領に手紙を書いた。
そして、またアインシュタインに署名を求めた。
今度は、すぐに署名した。

しかしその手紙は大統領に読まれることはなかった。

そして、ご存知1945年8月、完成された原子爆弾は広島と長崎に投下された。

広島に原爆が落とされたと知ったアインシュタインはこう叫んだそうだ。

「O weh!(ああ悲しい!)」

彼は原爆の恐ろしさを知っていた。
しかし、ナチスに対する恨みのほうが勝っていたみたいだ。
でも、結果は、ドイツではなく日本に落とされてしまった。

天才と言われたアインシュタインもやっぱり一人の人間だったんだな。


人類は2度の世界大戦を経験した。
それ以前の戦争もその後の戦争も含めて、
戦争は多くの人々の人生を変えてきた。


今年は戦後60年。
最近ではアフガニスタンやイラクで戦争があった。
いま、あらためて平和について考え直す必要があるんじゃないかなぁ。


長々としかも最後はえらそうなことを言ってる割には
変な終わり方になってしまいましたが、ここまで読んでくださった皆様
本当にお疲れ様です。
ありがとうございました

平和思想者…だったのに その1

2005年03月14日 | 科学系のハナシ
まだ、春って気分じゃないけれど、気分だけは春に…
ということで、背景を変えてみました。


ところで、今日3月14日は何の日でしょうか?
まあ、ホワイトデーって言うのも正解だね。
でも、今日は私の好きなアインシュタインの誕生日です
ということで、今日はアインシュタインについて語ります。
先に言っておきますが、長くなります。
あと、彼の理論(相対性理論など)についてではありません。

じゃあ、何を話すんだ?

答え)アインシュタインと原子爆弾について

早速話しましょう(前置きが長かった…)

まず、彼は1879年の今日、ドイツにユダヤ人として生まれました。
そして、成長し(子供時代は省略します)、1905年に特殊相対性理論を、
1915年には一般相対性理論などを発表していきました。

1921年あのヒトラーがナチスの指導者となる。
なのでユダヤ人の彼にとって、ドイツは危ない場所となったので、
1933年にアメリカへ移住。以後ずっとアメリカで暮らす。
そして、1939年ドイツがポーランドへ侵攻して第二次世界大戦が始まった。

そんなこんなで、1939年の夏、ある人物が、彼を尋ねてやって来た。
以下は、そのときの様子を会話風にしてみました。
(ア:アインシュタイン、シ:シラード)

シ:こんにちは。僕はハンガリーの物理学者シラードという者なん
  ですけど、この度ルーズベルト大統領宛てに手紙を書いたんだ。
ア:ふ~ん。ちょっと読ませて。なになに、『ドイツが原子爆弾を開発
  してるって噂があるから、早くアメリカも開発しなよ』か。
  君、本気でこれ大統領に渡すの?
シ:もちろんさ。でも、僕はまだアメリカじゃ無名だから、大統領を
  動かすにはどうしてもこの手紙に君の署名が必要なんだよ。
ア:そんなこと急に言われても…少し考えさせてよ。
シ:分かったよ。いい返事を期待してるよ。

そして、シラードは去っていった。


長くなってきたので、今日はこの辺で…
なんだか中途半端だけど、明日へ続く(予定)

読みたい方だけ読んでください

2005年01月28日 | 科学系のハナシ
たまには、科学系の話でもしようかな。

今日は、光の話。

さて、突然ですが質問です。
光の真空中での速さはだいたいどのくらいでしょう?
―そう。30万㎞/秒、地球約7周半の距離を1秒で進むんですよね。
とてつもないですね。
では、光の速さは常に一定なのでしょうか?
アインシュタインは言いました。
「光の速さは不変だ」

たとえば、60km/時の車に乗っていて、
40km/時の対向車とすれ違ったら
対向車は100km/時ですれ違ったようにみえる。
これは、速度合成の法則に当てはまるんです。

でも、光の場合は、そうはならない。
上の法則に当てはめて考えると、
60km/時で進む車からの光は30万と60を足した速さになるはず。
でもそうはならないと、19世紀末に実験で証明済み(マイケルソンモーレの実験)

これには、科学者たちも困った。
そんなときに出てきたのが、アインシュタイン。
彼はこう考えた。
光の速さは常に一定なんだ。
変化しているのは空間や時間なんだ。
これは光速度不変の原理って呼ばれている。
(実は、アインシュタインのノーベル賞受賞
の理由はこれが主だったらしい。)

難しいこと言ってますね。
でもそんな発想できるなんてすごいですね。
さすが。

私は、この文章を考えているだけで疲れました。
今日はもう限界です。
何か、この文章に対してご意見・ご感想がありましたらコメントに書いてください。
ここまで読んでくれてありがとうございました