クラッチペダルを踏み込んでも止まらない、
ギヤチェンジの時には、ギッギー、ガッガーと音が出る。
クラッチペダルの遊び調整だけでは、改善しません。
という事で、トラクタを割ることにしました！
しばらく使用しないと、クラッチディスクがプレッシャープレートと固着する事がある、
そんな予想して、トラクターを切り離しました。
ところが、クラッチディスク・プレッシャープレートともに異常はみられません。
それでは原因は何かと調べると・・・
クラッチペダルと連結しているこのレバーの支点の部分が動きが渋いのです。
これが、動きが悪いので、レリーズベアリングの動く幅が短くなり、
結局クラッチが切れないということになります。
（このベアリングがプレッシャープレートの何本もある、このツメを押すことにより動力を切ります。）
この渋いレバーを一度引き抜き、少々磨き、少々グリスを塗り、
元に戻します。レバーは軽く動くようになりました。
割ったトラクタをまた、ドッキングさせて、作業終了。
音も出なくなり、クラッチも切れるようになりました。
クラッチが切れないと一口に言うけれど、
原因は様々ありますね。
