サッカー見るなら生観戦

サッカー観戦は、スタジアムで生観戦が一番!

シーラカンス 躍動/ACLナムディン戦

2008-03-20 | 鹿島


ACLナムディン戦、カシマスタジアムへ行ってきました。

英語でのメンバー紹介、英語の広告看板、アンセムで選手入場と、
国際試合の雰囲気を感じさせます。



オガサは、背番号6で登場。
似合ってます。
スタジアムで観戦してみると、ACLならではの楽しみがあります。

連戦の中、全員の頑張りで勝利しましたが、
その中で、ひときわ目立ったのは、ダニーロです。

東京V戦で、勝利に直結する活躍を見せて、マスコミ・ファンから良い評価を
されていました。

あるサイトでは、2点にからむプレーを絶賛する一方で、
ダニーロのプレースタイルを「シーラカンス」と呼んでいました。

確かに、スピード重視の現代からすると、彼のようなゆっくりとした
プレーヤーがいたのは、ずーっと昔のこと(20年くらい前?)。
その時代の大きな違いが、「シーラカンス並みの古さ」という意味だと思います。

しかし、プレースタイルが古く見えることは問題じゃありません。
それに、シーラカンスは動きません。
動いてもゆっくりです。

ダニーロは、動く。
普通のときは、間合いをとって。
そして、チャンスのときは、的確なスピードで!

今日のゴールは、まさに彼の真骨頂です。

ペナルティエリア内側で、あわてずにボールキープ。
DFが簡単に飛び込めそうだが、そうはさせない独特の間合い。
一瞬時間がとまりかけたその時に、ダニーロが足を振りぬく。

利き足ではない右足から打たれたシュートは、きれいな弧を描いて
サイドネットを揺らしたのです!

ゴール裏はこの試合最高の盛り上がりになりました。
他の選手のゴールの時と違うのは、サポの笑顔がとても多いこと。
ゴール裏から「ダニー!」の声があがります。

ダニーロが、サポにウケるキャラになった瞬間です。
サポの心を完全につかみました。
自分も、かなりやられました。

途中出場のときも、とても大きな歓声を受けていたし、
ACLの水は、ダニーロに合っているようです。
これから、ACLの楽しみが一つ増えました。

いい成績を残すチームには、流れを変えるスーパーサブがいます。
今年の鹿島には、ダニーロです。

応援クリックお願いします→人気ブログRankingへ

↓手を振るダニーロ。