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電話ニュースサイト

ソフトバンク新サービス

2006年06月26日 20時16分34秒 | 国内ニュース--固定電話

ソフトバンク、光回線サービス割安に・既設電話線併用

ソフトバンクが今年度中に、
既存の電話線を一部利用した割安な光ファイバー通信サービスを始めるらしいです。

家庭付近では電話線を活用するため、
回線敷設コストが安い分、料金を下げられ、通信速度は光回線に近いとのこと。

つまり、光ファイバーサービスとADSLサービスの中間ということですね。

整理をすると、
電話局同士は既に光ファイバーでつながっているため、
ADSLの場合、電話線の部分は電話局と各家庭の間。
光ファイバーの場合、オール光ファイバー。

そして、ソフトバンクが始めようとしているのは、
電話局からどこかの電柱までは光ファイバー。
そして家庭付近の電柱~家庭が電話線なのでしょう。

果たしてどのくらいの距離が電話線なのでしょうか。
電話線の距離が長いほど、伝送損失といって速度が出なくなります。

今夏に神奈川県で最大500世帯を対象にした実証実験を実施し、
そこで速度や通信の安定性などを確認し、サービス開始時期を最終決定するようです。

しかし、建物の構造によっては光ファイバーの配管ができない場所もあるので
重宝するかもしれません。

月額料金は未定ですが、
6000円台(戸建て向け)が主流の光回線と、
3000―4000円台のADSLの間に設定するとみられています。

(M)


番ポ、KDDIが人気?!

2006年06月23日 22時11分39秒 | 国内ニュース--携帯電話

携帯電話の乗り換え希望先、KDDIがトップ=調査


三菱総合研究所とNTTレゾナントが10万人に対し実施した、携帯電話の「番号ポータビリティサービス利用意向」調査で、乗り換えを検討しているユーザーの半数以上が変更先としてKDDIを希望していることが分かったようです。

しかし、今回の番号ポータビリティで変更しようと考えている人は全体の29.7%。
この数字を多いととるか、少ないととるか。

グラフにするとこんな感じです。
10人いたら、一人か二人がauにしようかな、と話していて、
ドコモ・ソフトバンクにしようと考えている人が一人いるかいないか。
残りの人はいまのままでいいかなぁ、と話している感じ。

同じような調査が去年のものですがありました↓
情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)「携帯電話の利用実態調査」

やはりメールアドレスが変わることを気にしている方が多かったり、周囲の友人・家族と同じ会社にしたいと考える方、契約会社変更時の事務手数料などを気にされる方がいますね。

単にサービスを充実させればいいという問題だけではないので各社の攻防は続きそうです。

(M)


NTT、KDDIが海賊版映画流通に一助?!

2006年06月18日 21時47分29秒 | 国内ニュース--固定電話

海賊版映画の会社、NTTなどの業務代行

海賊版とみられる大量の映画をインターネット上に流している東京都内の中国系会社2社が、NTT東日本やKDDIなど通信大手の代理店として、在日中国人向けにネット接続の契約代行をしていることがわかったようです。

問題の中国系会社はインターネット接続サービスを売るための販売促進ツールとして海賊版映画を利用していたようです。

KDDIやNTTはこの事実について把握できていなかったようですが、
やはり委託先の企業について調査・管理を徹底していなかったのは問題でしょう。
調べればすぐにわかることのような気がします。

サイバー社会はリアル社会よりも犯罪を起こしやすい状況なので、犯罪の一助にならぬようサービス提供側は認識を高めてもらいたいと思います。

(M)


船井電機 IP電話事業参入

2006年06月15日 20時57分50秒 | 国内ニュース--固定電話
船井電機、IP電話に参入

船井電機がIP電話事業に参入するようです。

サービスの概要は、

050で始まる電話番号
加入料は1050円
加盟者同士の通話は月額525円でかけ放題
一般電話との通話料は固定電話向けが3分で8.4円

NTTやKDDIは既に0AB~J番号(今まで使っている家電の番号)で月500円~の基本料でサービス提供しています。
「かけ放題」や通話料無料はありませんが、固定電話向けへは3分8.4円など同程度。
船井電機のIP電話サービスを利用した者同士でないとかけ放題ではないため、既存事業者との競争力はあまりないように感じますが、将来的には「電話機能のついたテレビや防犯カメラ」を開発し、ハードウェアとの相乗効果を狙っているとのこと。

価格面では厳しいため、どれだけ付加価値を付けることができるかが鍵ですね。

(M)

KDDI 顧客情報流出

2006年06月14日 22時25分11秒 | 国内ニュース--固定電話
「auデータ入手」と脅すKDDI恐喝未遂、内部に共犯か

昨日、判明したKDDIのISPサービスDIONの顧客情報400万件分流出事件。

犯人は「auの顧客データを入手した」とKDDI本社を訪問し役員を恐喝していたようです。
しかし、実際に入手していたデータは「au」ではなく「DION」。

犯人はデータの中身を正確に把握しておらず、別の内部関係者がデータを取得、恐喝犯に提供していたと見られています。

このデータはインターネットに接続されていない保守用PCに入っていたものらしく、この保守用PCがある部屋へはICカードでの入室管理がされていたようです。
よって、KDDI社員かシステム委託業者社員のみが持ち出し可能。

またデータは2003年12月時点のもので、持ち出しもその頃されたと考えられています。
2年半前に取得していたのにも関わらず、今になって恐喝されたのはなぜでしょう。


2年前にもyahooで顧客情報が流出し恐喝される事件がありました。
こちらも持ち出し犯は関連業者社員の可能性があるとされていました。
この反省で、新卒3000人を採用するなどアウトソーシングから内部管理にしたといった話もありましたが、今回のKDDIは厳重に内部管理されていたのにも関わらず起きた事件です。
おそらく誰のカードで持ち出したかなどはわかるのでしょう。


犯人はこれだけ個人情報保護法が注目されている世の中だからこそ、流出したことが世間に明らかになったら企業は信用を失う。隠すに違いない。
と思って何十億円(yahooのとき)も要求するなど恐喝するのかもしれません。

が、個人情報保護法の罰則は「6カ月以下の懲役又は30万円以下の罰金」。

もちろん、社会的信用は下がる。
厳重に管理されているからこそ社員の可能性が高く、社員への不信感も生まれる。

実際には流出しても揉み消されている事件が少なからずあるのだろうか・・・

(M)

ウィルコム躍進

2006年06月08日 20時50分44秒 | 国内ニュース--固定電話

ウィルコム、来年10月にも上場へ 音声定額制ヒット

ウィルコムが来年10月にも東証一部に上場することを検討しているようです。

ウィルコムと言えば定額2900円は有名な話ですが
そもそもウィルコムとは、、、どんな会社?

ウィルコムはもともとは皆さんおそらく聞いたことがあるDDIポケット
米投資会社カーライルと京セラが、2004年10月にKDDI傘下にあった旧DDIポケットを2200億円で買収して社名変更した会社です。

沿革はこちら

高校生のときにDDIのPHSを使っていました。
「Pメール」とか懐かしい

下げ止まりだったPHSに改革を起こしたウィルコム。
データ主流と言ってもやっぱりみんなたくさん話をしたいですものね。
恋人と携帯で話すと月に数万は消えてしまうので、ユーザ数が急増するのも納得。

携帯は携帯で持っているので、ウィルコムは補助的なもの。
だから恋人と別れても解約すればいいだけ
敷居は低いです。

でもFMCが拡がるとまた変わってくるのでしょうか。

ユーザの思いを的確に捉える企業が伸びますね。

(M)


KDDI THE CARD

2006年06月06日 21時19分51秒 | 国内ニュース--携帯電話

KDDIマネー対応のクレジットカード「KDDI THE CARD」登場

一週間くらい前の記事ですが。

KDDIもクレジットカードを作ってしまいました。
おサイフケータイとも連動することを可能なようです。

ドコモもクレジットカードサービスを先日より始めています。

ドコモのクレジットサービス「DCMX2」の提供を開始

ドコモはおサイフケータイとの連動を前面に打ち出していますが、
KDDIは以下のようにコメントしているようです。

KDDIの担当者は、KDDI THE CARDは携帯のために作られたカードではない、ともコメントする。「クレジットカードがいくつかあった中で、1つ追加されたというだけ。auのおサイフケータイでも使える、ということはあるが、KDDIとしての取り組みでありそれほど携帯連動を前面に打ち出しているわけではない


そうなんだ~
基本的にはポイントをKDDI料金に還元できるということらしいですしね。

そういえば、NTTカードもあります。ドコモカードもあります。
ドコモプレミアクラブへのポイント還元などもあるので、どっちかというとDCMXよりはNTTカードに似ているイメージでしょうか。

とにかくドコモに対抗して始めたサービスではないということなんですね。

(M)


ソフトバンク、ボーダフォン、日本テレコム

2006年06月02日 21時32分48秒 | 国内ニュース--固定電話

日本テレコムの2005年度決算、下半期は2年ぶりの営業黒字

日本テレコムが2005年度(2005年4月~2006年3月)の連結決算を発表しました。

結果は以下の通り。

売上高 3,537億円(前年度比179億円増
営業損失 209億円(同311億円縮小
経常損失が360億円(同188億円縮小
当期純損失が876億円(同60億円拡大

通年ベースでは赤字ですが、半期ベースでは、下半期の営業利益が33億円となり、2年ぶりに営業黒字を達成したとのこと。2006年度はこの調子で黒字ベースになってくるのでしょうか。

売上高の内訳をみると
 ①音声伝送 1,862億円
 ②データ伝送・専用サービス 1,236億円
 ③ソリューション 279億円
 ④物販 127億円
 ⑤
携帯電話販売 49億円
となっており、今後は、おとくラインに一層力を入れていくそうです。

しかし、先日ボーダフォンの決算を紹介しましたが
、税引き後経常利益が495億円でした。日本テレコムは赤字。ソフトバンク自体の当期純利益は575億円、それに対してボーダフォンの買収金額は約2兆円。収入に対して支出の額が大きすぎますね。厳しいと思いますが、孫社長はこの状況をどのように挽回していくのでしょうか。カリスマとよばれる孫社長のことですから、負ける戦いではないのでしょう。来年度の攻勢に期待したいですね。


例の懇談会パート13

2006年06月02日 21時14分46秒 | 国内ニュース--固定電話

総務省の竹中懇談会が報告書案,NTT組織改革への意欲鮮明に

竹中懇談会とよばれる「通信と放送の在り方に関する懇談会」の第13回会合が6月1日に開かれました。
今回の会合では座長の松原聡東洋大学教授が提示した報告書案を基に議論を行ったそうです。
主な内容としては、

①ボトルネック設備であるNTTのアクセス設備の機能分離の促進
 ・現行の会計分離の徹底に加えて,接続ルールの遵守強化のための体制整備
 ・ボトルネック設備へのアクセスの真の同等性確保などの措置

②NTTのアクセスの機能分離が徹底され公正競争が促進された後
 ・2010年に通信関係法制の抜本的見直しの実施
 (NTT東西の業務範囲規制の撤廃、持ち株会社の廃止など)

とのことです。前回の懇談会で出された骨子とほぼ変更はないようですね。竹中懇談会の方向性としては、NTTアクセス部門の分離はほぼ固まっているのでしょう。
②に関しては、①が実現した後に公正な競争が行われるようになったならば議論されるそうですが、アメリカの二の舞(情報通信政策の遅れや、分離→結局合併→メガキャリアへの収束)にならなければいいのですけどね。

次回は、6月6日、最終会合だそうです。どのような報告書が提出されるのでしょうか。