ああ、情けない

終身雇用のどこが悪いのかと経済に疎い私は思う。
現在の雇用制度はどこか納得がいかない。正社員と様々な形態の非正規雇用労働者。非正規雇用労働者は次年度は契約更新されるのであろうかとビクビクしながら仕事をするのである。

人生の青写真も描けない。
結婚する気も、子供を産み育てる気持ちもおこらないだろう。ましてやローンを組み家やマンションを買うこともできはしない。

正社員だってリストラの危惧に晒されている。何だか労働者が弱すぎる。

経団連のお偉いさんが、いい会社に入ったからと言ってずっと雇用されるとは考えるべきでないと言っていた。
ああ、情けない。一生勤められるように企業責任を果たすから、共に頑張ろうという気概はないのだろうか。

いくら良いものを作ったとしても、それを買える人もいない工業国。子供の産まれない国。日本はこれから、ますます人の事など気遣う余裕のないギスギスした生きづらい社会になることだろう。犯罪者が溢れる国に転落するだろう。
予想が外れることを祈念したいのだが、、。

ああ、どこかに｢この日本を今一度洗濯したく申候｣という人物が現れないかしらと思う。