クリスマスはイエス・キリストの降誕を記念する祭。仏教徒の私ですら厳かながらワクワクした気分になる日なんだけれど、今年は複雑な気分になる。
イエス・キリストの降誕の地ベツレヘムはパレスチナ自治区にあるらしい。もう一方の自治区のガザでは血を流して泣いて人々がいるのである。
"ハマスというテロ組織に屈しないためのガザ侵攻なのだ。ハマスを全滅させるのだ"とイスラエルのネタニヤフ首相はいうけれど、ガザのパレスチナの人々の命の事を毛ほども考えていないその発言に根の深さが見えるのである。
大体、こんなに憎しみを振り撒いていてテロ組織を殲滅なんて出来るはずない。名を変え、姿を変えハマスはイスラエルの前に立ちはだかるだろうに。
それも全て承知でガザを制圧したいのだろう。
世界中に平和への祈りが満ちるけれど平和への道のりを指し示すお方は今年も現れそうにない。