昨日はちょっと疲れた。
帰宅してから2時間ばかりソファーに横向きで休んでいた。
ちょっとした用事を思いだし急に体を起こした。
その時、なんとも表現出来ない違和感に捕らわれる。ちょっとした用事をすまして、ソファーに戻ったとたん目眩がした。
室内がぐるぐると高速で回っている。それは恐ろしいほど。
フィギアスケートでスピンをしたら目にするであろう光景だ。
または、一人で暗黒の宇宙にでも放り出されたような恐怖とも言える。
気分も悪く嘔吐を2回する。
勿論、洗面所へは匍匐前進で行った。
一時間ばかり休んでみたところ
ふらふらはするが目眩はおさまった。
4年前に同様の経験をしたが、良性頭位めまい症と診断されたのだが、今回もそうとは限らない。
私の母は脳梗塞、父は小脳変性症だったことを考えれば不安になる。
今は盆前で病院で診てもらうのも一苦労だ。
本日、耳鼻科も脳外科もある総合病院のほうがいいだろうと
救急外来に行った。
結果、脳には異常はなく耳石がはがれたために起こった症状だったらしい。
ホッと胸を撫で下ろした。
一概に言えないが症状が起きたとき体に左右同等に力を入れることができ、目をつぶって挙上した両手が片方だけ下がらなければ脳から来るとは考えなくても良いらしい。
それにしても車を運転すれば病院には簡単に行けるが、運転出来なければそれは大変な行為になる。
タクシーは捕まらないし、救急車を呼ぶ状態ではないし。
30分程歩いてバス停に行き病院に着いたのだがまた、めまいでも起きたらとヒヤヒヤした。
いっそ救急車が有料になったほうがいいかも知れないと考えなくもない。
ひとところ前は簡単にタクシーも来てくれたのだが状況は変わった。
今の社会は絶えず急激に変化していることをしみじみと思う。