手元に銃がないということが
どんなに私を助けて
くれたことだろう。
何度、人を恨んで
生きてきた事だろう。
何人の人にカッした怒りを
覚えた事だろう。
もし、私が銃を持っていたら
どうなっていたのか。
今頃、地獄の底にいたかも
しれない。
刀狩りをしてくれた秀吉さんに
感謝することとする。
片や翻って、今自分が
銃を所持しているかも知れない
人々の集団に放り込まれたら
どうだろう。
誰かに打たれるかもしれないと
いう妄想に怯えながら暮らすの
かもしれない。
もし、そのような事態になれば
それ相応の覚悟を持っていなければ
ならない。
他人の感情を逆なでせぬマナーや
所作を徹底的に身に
つけなければならない。
今でも生きる上では
大事な事だけどよりいっそう
重要なことになる。
マナー、所作を身につけることは
教養と言えるだろう。
あるとき、ある職場で上司が
部下をぎゃあぎゃあ
叱っていた。
勿論、注意することは
必要な時も多々あるが
言葉や態度が酷くて
その場にいられなかった。
その上司は教養が
ないのだとゲンナリしたものだ。
教養があるないは学歴とは
なんら関係性がないのだなあ
と思ったりした。
話が横に逸れたが
これから、日本もどのように
変わって行くかわからない。
人の感情を逆なでせぬような
所作、マナーを意識するように
生活しなければ、、、。
銃を持つあなたはわたし曼珠沙華
(曼珠沙華は秋の季語)