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英EU離脱第二波~不動産市場に異変が



http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF06H1H_W6A700C1MM8000/?n_cid=NMAIL001

Bloomberg関連記事

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-06/O9WIZYSYF03V01

「資家が英不動産ファンドから資金を引き揚げているのは、ロンドンのオフィス価値が英国のEU離脱から3年以内に最大20%下落する恐れがあるとアナリストらが警告していることが背景にある。2007年と08年の金融危機時にも不動産ファンドは解約で同様の打撃を受け、換金停止を強いられており、英国ではピークから40%余り値下がりするという不動産相場の低迷を経験した」

英EU離脱、市場に第2波 英不動産ファンド解約増

2016/7/7 2:02

 英国による欧州連合(EU)離脱決定の余波が金融市場を揺らし始めた。イタリアの銀行の経営不安が再燃したのに続き英不動産ファンドの相次ぐ解約停止で混乱が広がり、6日の金融市場で日本円や日米欧の国債へのマネー逃避が鮮明になった。不動産価格下落や信用不安の連鎖が続けば欧州の実体経済にも影響が及びかねない。

 「不確実性と重大な経済調整の局面だ」。英中央銀行イングランド銀行のカーニー総裁は5日、英離脱決定の衝撃波が欧州の金融システムに飛び火するリスクに警鐘を鳴らした。

 日米欧の長期金利は過去最低の水準に低下し、日本では6日、20年債利回りが初めてマイナスに沈んだ。円相場が6月24日以来の1ドル=100円台前半まで上昇したほか、日経平均株価は一時、前日終値に比べ500円以上値下がりした。

 6日の欧州市場でもロンドンのFTSE100指数をはじめドイツ、イタリアの株価も軒並み下落するなど波乱含みだ。

 離脱ショックの「第2波」は英不動産市場が震源だ。6日はヘンダーソン・グローバル・インベスターズが英第2位の公募不動産ファンドの解約を停止。停止は5件目で、英不動産ファンド市場の5割強が凍結された計算だ。

 金融機関などが英国外に拠点を移せばロンドンの不動産価値が低下しかねず、一部投資家らが解約を求めファンドに殺到しているようだ。

 ファンド側はすぐに資産を現金化するのが困難で、解約の一時停止に動いている。異例の取引制限を巡り市場では「2007年8月のBNPパリバによるファンド解約凍結を連想させる」(外資系銀行)との声もある。

 くすぶっていたイタリアの不良債権問題もクローズアップされた。欧州中央銀行(ECB)が不良債権の大幅削減を求め、イタリア政府による公的資金注入が不可避だとの見方が浮上している。

 英離脱で欧州経済の先行き不透明感が強まり、不良債権処理が遅れる欧州銀行への視線は一段と厳しくなっている。英離脱決定後、イタリアのウニクレディトや英バークレイズ、ドイツ銀行などの銀行株は2割以上値下がりした。

 英ファンドの支払い停止などを発端に市場の疑心暗鬼が広がれば、英国だけでなく、欧州市場全体でみて問題の大きい銀行が信用不安に見舞われる可能性が高まる。

 英離脱ショックは金融システムの中枢が直撃されたリーマン危機とはやや性質が異なる。米調査会社クレジットサイツのアナリスト、ハースト氏は「不動産業の債務依存度や銀行の与信残高は低く不動産市場から金融システムへ危機が伝染する可能性は低い」とみる。

 銀行同士が資金をやり取りするロンドン銀行間取引金利(LIBOR)3カ月物金利は1%を大きく下回っており、4%まで上がった08年9月のリーマン・ショック時のような切迫感はない。

 とはいえ、住宅など広範な資産価格下落などに見舞われれば信用の目詰まりは避けられず、金融セクター全体の安定性が揺らぐ恐れもある。

 欧州金融当局が沈静化に有効な手を打てなければ「リーマン型の金融システム危機の性格を帯びてくる」(中央銀行関係者)との警戒感もある。

(石川潤、ロンドン=黄田和宏)

MOMさんちでドイツ銀行で検索すると

http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/search?q=%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E9%8A%80%E8%A1%8C



『日本のマスコミはドイツ銀行がいかに危機的状況かを使えようとはしません。
英ポンドが暴落していますが、それでもイギリスの銀行はヨーロッパの他の銀行ほど危機的状況ではないようです。まさに、BREXITの前にイングランド銀行が先手を打っていたのでしょう。
ドイツ銀行が破たんするのは時間の問題となっています。また、イタリアの銀行も破綻寸前です。今後ドミノ式に世界中の金融機関に影響を与え、ついに金融システムが崩壊することになるのでしょうか。。。
BREXITで焦っているのはEUのリーダー国のドイツでありイギリスではないのかもしれません。
もちろんポンドも暴落していますが、暴落すれば輸出産業が伸びるのでチャンスかも。。。それより、現在の通貨システム自体が崩壊してしまうのでしょうか

FRBが今年初めにアメリカ国内の大手銀行(33行)に行った財務力テストの結果、ドイツ銀行ともう一行のみが不合格となりました。
現在、ドイツ銀行は破綻を回避するために急いで現金を増やそうとしています。
今日、ドイツ銀行は必要な資金を集めるために少なくとも10億ドルもの輸送関連ローンを売却しようとしていることがわかりました。
ドイツ銀行のこのような動きはまさにリーマンブラザースが破綻前にやろうとしていたことなのです。

イタリアの状況も悪化し続けています。イタリアの銀行が貸し付けた銀行ローンの約17%が債務不履行状態です。
つまりイタリアの銀行は大量の不良債権 を抱えているということです。2008年のリーマンショック時にアメリカの銀行が抱えた不良債権はたった5%でした。
このようなことからも、イタリアの金融界は壊滅的な状態であることがわかります。BREXITの影響を最も受けているのがイタリアの銀行です。
イタリアの銀行のBanca Monte Dei Paschi Di Siena の株価はこの10日間で45%も暴落してしまいました。この銀行は2018年までに不良債権を40%まで減らす計画を立てました。
イタリアの他の銀行の株価も6月23日以降、約30%も暴落しています。イタリアの銀行はこれまでも大量の不良債権を抱えていましたが、BREXITにより大きな打撃を受けています』

ジョージソロスはポンドは20%下落するだろうと予測しているがご本人はポンドのロングで大損

http://www.asyura2.com/16/hasan110/msg/349.html

株大幅続落、待ち受ける暗く長いトンネル
証券部 宮川克也
2016/7/6 15:11日本経済新聞 電子版

 6日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、下げ幅は一時500円を超えた。英国の欧州連合(EU)離脱決定で1286円下げた後、4日まで823円戻していた流れを断ち切るかのような値動きに、市場関係者の嘆きは深まる。Brexitは暗く長いトンネルの入り口にすぎないのではないか――。市場の関心は今後待ち受ける不透明要因に集まる。

 5日に続き、株価の重荷になったのは欧州経済の変調だ。イタリアの銀行は不良債権比率が高止まりしており、事態を重視した欧州中央銀行(ECB)は不良債権の処理を求める書簡を送った。だが、銀行問題の解決が一筋縄ではいかないことは日本ならずとも経験済みだ。ある銀行アナリストは「同じ南欧でも、2010年頃からの欧州危機で銀行部門の改革に着手したスペインと異なり、イタリアの対応は手ぬるかった」と指摘する。

 英国のEU離脱が決定して以来、「欧州経済などに不透明感が強まるきっかけがあると、世界的にリスク回避の動きに傾きやすい」(三井住友アセットマネジメントの吉川雅幸チーフマクロストラテジスト)。7月中にはイタリアの銀行部門の現状をチェックするストレステストの結果が判明するとされ、市場は当面、イタリアの動向に左右されやすくなる。

 英国の不動産ファンドで解約を停止する動きが相次いでいるのも不安を増幅した。ポンド売りを起点にした円買いの動きが強まり、円相場が1ドル=100円台に突入。輸出企業の業績悪化が再び意識された。東証1部の約8割が値下がりするなか、マツダが6%安、JFEホールディングスが5%安となった。

 今週末に控える2つのイベントを見極めようとする動きも広がっている。まずは8日に発表される6月の米雇用統計だ。5月の米雇用統計は就業者数が市場予想を大幅に下回る内容だった。「米国は既に完全雇用に近く、次回も就業者数の大幅な伸びは期待しづらい」(日興アセットマネジメントの神山直樹チーフ・ストラテジスト)という。もともと7月の利上げはほぼないというのが市場の見方だったが、次回の雇用統計も内容が悪ければ利上げ時期は一段と後退しかねない。日米金利差拡大への期待が剥落すれば円相場の高止まりが続き、海外で稼ぐ日本企業にとって打撃となる。

 国内に目を転じると、さらに根深い問題が意識され始めている。10日の参院選だ。

 日本経済新聞など各紙朝刊は6日、参院選を前に世論調査の結果を公表した。自民党は非改選と合わせて単独過半数をうかがう情勢で、憲法改正に前向きな「改憲勢力」は国会発議に必要な3分の2に迫る。「改憲機運が高まれば経済政策がおろそかになるのではないか」。市場ではこんな不安がくすぶり始めている。年初から日経平均が19%下がっているものの、与党勢力は衰える兆しがない。与党内に「株安でも選挙で勝てる」との意識が広がれば政権運営のベクトルは安倍晋三首相の念願である憲法改正に向かう。

 急激に冷え込んだ今日の日本株相場が象徴するように、市場は先々のリスク要因に身構えている。トンネルはいずれ抜けるとしても、その先の光明はまだみえない。

おまけ~計画倒産と接待.......氷山の一角に過ぎないのです

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160707-00000518-san-bus_all

国内銀行最大手、三菱東京UFJ銀行の複数の行員が、経営破綻した船主会社から行内ルールに違反した過剰接待を受けていたことが7日、分かった。同行は関係者を処分する方針だ。

 この船主会社は昨年末に経営破綻したユナイテッドオーシャン・グループ(UOG)。UOGは中核の船舶管理会社ラムスコーポレーションや船を所有する特別目的会社(SPC)を傘下に置き、三菱UFJなど複数の銀行から計1千億円超の融資を受けていた。

 しかし、債権者側は昨秋、「UOGの提出書類に虚偽の情報がある」として東京地裁に会社更生法の適用を申請し、地裁は更生手続きの開始を決定した。

 関係者によると、同行幹部を含む複数の行員が、飲食店や高級クラブなどで内規に違反する過剰接待を受けていたことが発覚。三菱UFJは「社内調査の結果、ルール違反があったのは事実なので適正に対応している」とコメントした。

【関連記事】........ここは元記事参照

川崎高級ソープ7回 汚職「JR貨物」幹部が業者から受けた風俗接待の中身

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最終更新:7月7日(木)11時26分

管理人注:みずほとロトの闇など追及したら東京湾に沈められるのがオチでしょうね,きっと。銀行を一言で表現すれば「灯りに群がる蛾の集団」といえば言い過ぎか

カルトの世紀

http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/560.html

フランス国営放送と21世紀のカルト

http://nvc.halsnet.com/jhattori/rakusen/AntiSouka/VideoTrans.htm

上昇志向の強いアメリカ

http://sundayhistory.com/post-573/

7月4日にTBSドラマ特別企画「ふつうが一番」を見た。直木賞作家・藤沢周平とその家族との触れ合いを描いたもので久しぶりにほのぼのとした。ふつうに家族と絆で結ばれて生きていくのがどんなに大切なものか痛感させるドラマであった。

以下は辻邦夫(故人)の時の終わりへの旅より

 ようやく去年と同じホテルの同じ部屋に落ち着いた。眼の下にプラタナスやマロニエの巨木に囲まれたモンパルナスの墓地の,灰色の墓石の群れが見える。墓地の上の空は広くひらけて,夕ずいた雲が美しく流れている。オスマンが改造する前の巴里はもっと中世じみた木造の家が多かったろう。巴里は刻々に変っている。それは生命が刻々に変転し,生成するのとまったく同じだ。

 そのことは頭でわかっていながら,住むのも,散歩をするのも,昔馴染んだ界隈に執着する。やはり年をとったということなのであろうか。最初に巴里に着いた年から数えると,ほぼ20年になろうとする。決して短い歳月ではない。

 こうした僕にとって,刻々の時間は刻々に過ぎてゆくゆえに,意味があるようになった。ポリネシアの海でも僕は何度かそうした瞬間を味わった。旅が終わろうとしていた頃,ランギロア環礁の小さな入り江で,一羽の鳥が波打ち際に立っているのを見かけた。その時も夕暮れどきで,赤く染まった雲が,金色の輪をはめたように輝きながら,椰子の葉の上に流れていた。

 波打ち際に立つ鳥は,何か餌でも待っているのか,片足を立て,身じろぎもせず,そこに立っていた。僕がそれを見ているとき,まるで置物のようにそこから動かなかった。波が打ち寄せ,風が椰子の葉をそよがせても,鳥は,身動き一つしなかった。

 そのとき,僕は自分がいつまでもそこに坐って,鳥を見ていられるような気がした。僕は鳥をただ見ているだけで,十分満たされているのを感じた。あたかも自分が鳥にでもなったかのように,僕は,その甘い柔らかな南太平洋の海の風に吹かれていた。

 僕は歩くことだけで,見ることだけで,喋ることだけで,自分が,過不足なく<完了>した,と感じた。不足もなければ,余剰もなかった。必要なだけがそこにあり,それを,必要なだけ使った~そんな感じがした。
                  1976年9月2日 巴里にて

>不足もなければ,余剰もなかった。必要なだけがそこにあり,それを,必要なだけ使った~そんな感じがした。

素晴らしい表現ですね。



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