大阪府堺市南区にある介護施設を紹介する。
この施設の特徴はボランティアが多く、洋裁・編み物・水彩画・木工・マージャン・囲碁・将棋・糸鋸・絵画・牛乳パック椅子・パソコンの指導者として生き甲斐をもって活躍されている。
又、外部からのボランティアも毎週の様に、手品・寸劇・女子大生グループ・ピアノ引き語り・尺八・ハーモニカ演奏などがやって来て、我々を楽しませてくれる。
流石に、介護甲子園で全国1236社中、準優勝しただけあり若い社員に至るまで教育が出来ている。 運動にも力が入っていて、専任の療法士がいて指導してくれるだけでなく、万歩計を付けて部屋を歩かせて、上位者を夕礼で報告し、東海道五十三次を歩かせる工夫がなされている。
前回は『踊る介護士』を紹介したので、今回は『歌う介護士』を紹介する。名前は静観大智さん(20歳)といい、夢を持った若き青年である。何故この仕事を選んだかと問えば『長い人生を送ってきた人達に寄添える仕事がしたかった』との優しい応え。休日は音楽活動をして忙しいと言うだけあり、ギターと甘い歌声は本物を見たような気がする。