『永遠のハバナ』 2003年 Fernando Pérez監督
去年の4月に観た。一年て速いね、まったく。
レイトショー & ドキュメンタリーだった上に、数週間の寝不足が重なってしまい、眠くならないほうがウソでして、やはり後半少しウトウトしてしまった。
そうは言っても、キューバ好きなので、あの熱い太陽の下、ハバナの旧市街を歩き回った風景を思い出しながら、いい感じに楽しめた。
映画はいわゆる純粋なドキュメンタリーではなく、かなり作り物の要素も多かった。
決して裕福ではないけれど、生きることを楽しんでいる。確かにキューバ人を見ているとそう思える。しかし、そんな生活を楽しめずにアメリカ合衆国への移住を夢見る人が多いのも事実。
映画はほのぼのとしすぎていて、作り物感が否めなかった。
マレコン通りに打ちつける波しぶきと主演の少年の笑顔だけは、本物だったけど。
声も出さず、ただ黙ってピーナッツの包みを差し出すピーナッツ売りのおばあちゃん。教会でチェ・ゲバラのコインを「子供のミルク代」と言ってやや強引に売ろうとする女性。観光客相手に葉巻を斡旋するナンパ男。それもキューバの現実。
そんなもこんなも全部ひっくるめて、またキューバに行きたくなった。
Filmの最後の最後に出てくるのが、ピーナッツ売りのおばあちゃんのコメント。
「 夢? ......今はもう無い。 」
これが悟りなのだろう。
去年の4月に観た。一年て速いね、まったく。
レイトショー & ドキュメンタリーだった上に、数週間の寝不足が重なってしまい、眠くならないほうがウソでして、やはり後半少しウトウトしてしまった。
そうは言っても、キューバ好きなので、あの熱い太陽の下、ハバナの旧市街を歩き回った風景を思い出しながら、いい感じに楽しめた。
映画はいわゆる純粋なドキュメンタリーではなく、かなり作り物の要素も多かった。
決して裕福ではないけれど、生きることを楽しんでいる。確かにキューバ人を見ているとそう思える。しかし、そんな生活を楽しめずにアメリカ合衆国への移住を夢見る人が多いのも事実。
映画はほのぼのとしすぎていて、作り物感が否めなかった。
マレコン通りに打ちつける波しぶきと主演の少年の笑顔だけは、本物だったけど。
声も出さず、ただ黙ってピーナッツの包みを差し出すピーナッツ売りのおばあちゃん。教会でチェ・ゲバラのコインを「子供のミルク代」と言ってやや強引に売ろうとする女性。観光客相手に葉巻を斡旋するナンパ男。それもキューバの現実。
そんなもこんなも全部ひっくるめて、またキューバに行きたくなった。
Filmの最後の最後に出てくるのが、ピーナッツ売りのおばあちゃんのコメント。
「 夢? ......今はもう無い。 」
これが悟りなのだろう。