Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

映画 『再会の街で』

2008-01-04 21:32:40 | 映画 「あ段」
今年最初の映画鑑賞。

『再会の街で』  2007年
原題 : reign over me
監督 : Mike Binder

アダム・サンドラーって凄いんですね。
コメディっぽい役ばっかりだったけれど、
こんなに心理描写が上手いとは。
やっぱり、上手い役者ほどコメディに行く、
というのは本当なんですね。

ドン・チードルも決して負けてなかったし。
自分の重荷をチャーリーの重荷に換価させて、
チャーリーから離れられなくなっていく様子が、
自分のことのように伝わってくる。

そして、リヴ・タイラーも良かった。
子どもだとチャカされて、否定もできずに、
自分の力不足を認識している。
そんな自分に歯がゆさを感じながらも、
何とかチャーリーの力になろうとしている。

はずせないのはドナルド・サザーランド。
もうここ何年も『24』のお陰で、
息子の方が有名になりましたが、
自分はこの親父が好きでして。
ほんのチョイ役なのに、
どっしりと腰を下ろして演じてるあたりが、
「オヤジ、いいね」 などと声をかけたくなる。

アランの奥さんといい、ストーカー美女といい、
脇役がたまらなくハマッていた。
ついでと言っては悪いが、あの受付の女性もGood!


愛はどこにあるのか。
見えないから、つい探したくなるものだが、
実は耳を澄ますと気が付くものなのかも知れない。


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2 コメント

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俳優 (シャーロット)
2008-01-20 23:11:48
こんばんは☆
作品としてより、俳優の演技に魅せられた感じでした。役柄も結構普通の人達ですけど、感情面に絞ってみると共感ポイントが多いですよね。
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シャーロットさんへ (zooquie)
2008-01-21 08:03:42
シャーロットさんの視線はいつも徹底されていて、
それでも、毎回しっかりレビューを書かれていて、
さすがだなぁ、と感心しきりであります。
自分の場合は作品によって視点を変えるもので(汗;;)
今回は心理描写に共感できる部分が多く、
それっていうのはやっぱり役者の力なのかな、
と思った次第です。
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